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新鋭監督×超豪華キャスト
完全オリジナル脚本で“罪の真実と正義の在り方”を問う本格ノワールミステリー『罪と悪』が、2024年2月2日(金)より全国公開。主演の高良健吾ほか豪華キャストが集結した本作で監督を務めるのは、これが監督デビュー作となる新鋭・齊藤勇起だ。
なぜ新人の初監督にして、高良健吾や大東駿介、石田卓也、村上淳ら錚々たるキャストの出演が実現したのか?「初監督作でオリジナルは無謀」と言われた驚きのエピソードや、俳優陣からの信頼を得られた納得の理由など、齊藤監督自身のコメントやキャストの証言から紐解いてみたい。
高良健吾が“20年の時を経て罪と向き合う”主人公を熱演
本作『罪と悪』の主演は、2006年に『ハリヨの夏』でデビュー以来、数多くの話題作に出演し続けている俳優・高良健吾。荒んだ家庭環境に育ち、現在は地元の不良たちを集めて闇の仕事も請け負う会社を経営する社長<春>を演じる。
春と同じく罪を背負いながらも過去の秘密を隠し大人になった幼馴染であり、警察官の家庭に育ち自らも捜査一課の刑事となるが父の死をきっかけに地元に戻ってくる<晃>を演じるのは、テレビ・映画・舞台など幅広く活躍する大東駿介。家業の農業を継ぎ、現在は引きこもりになってしまった双子の弟・直哉の面倒も見ている<朔>を石田卓也が演じる。
さらに、街を牛耳る白山會の傘下である清水組 組長・清水を村上淳、その白山會の会長・笠原を佐藤浩市、晃と同じ警察署の先輩刑事・佐藤を椎名桔平が演じるなど、日本を代表する豪華実力派俳優が集結した。
そんな本作の監督・脚本を務めるのが、井筒和幸監督作品を中心に岩井俊二監督、武正晴監督、廣木隆一監督作品等での助監督を経て、完全オリジナル脚本で挑んだ本作で監督デビューを果たした齊藤勇起だ。
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