『コードギアス』シリーズや『ONE PIECE FILM RED』を手掛けた谷口悟朗が、原案・脚本・監督を務める最狂バイオレンスアクション映画『BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-』。魔改造された「東京」を舞台に、改造人間となった男の壮絶で血みどろな逃走劇を描いた本作が、2024年1月5日(金)より新宿バルト9ほか全国ロードショーとなる。
先日、神楽座某所にて本作の一般試写会が行われ、上映後のトークイベントに映画監督の阪元裕吾、タレントの倉持明日香、映画紹介人で芸人のジャガモンド斉藤が登壇した。
「CGカーアクションの未来を感じました」
『BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-』に魅了されて集ったのは、『ベイビーわるきゅーれ』シリーズなどで知られる映画監督・阪元裕吾(以下、阪元)、映画好きのタレント・倉持明日香(以下、倉持)、芸人のジャガモンド斉藤(以下、斉藤)という異業種の3名。
阪元は作品を鑑賞した際のことを尋ねられると、「”好きなやつ”でした。荒廃している東京って一番面白いですよね。知っている街がディストピア化しているのが、いくつになっても面白いなと思いました! 九州とかでもやってほしいですね」と本作の世界観を絶賛。アニメーションだからこそできる演出について、「羨ましい、こんなのやりたいな」と吐露した。
倉持はアクションシーンに注目し「ビルの上を車で飛んで行ったりするのが好きでした!」と言うと、これに阪元も共感し「僕もありえない挙動をする車が好きなんですよね。実写でも取り入れられる、CGカーアクションの未来を感じました」とコメント。斉藤は「最初に浮かんだのが『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。あの作品は実写でやりきる凄さがありましたが、この作品ではアニメーションでここまで振り切っているというのが、観ていてワクワクしました」と、どの時代でも”走り続ける”映画に魅力を感じることへ言及した。