ベストセラー原作を世界初・画像生成AIで長編アニメ化
『死が美しいなんて誰が言った』の原案は、若くして不慮の死をとげた広津里香のベストセラー「死が美しいなんて誰が言った」。ゾンビパンデミックによって大切な家族を失ってしまった主人公の怒りと悲しみ、そして生きることへの渇望を描いている。
この衝撃的な原作をアニメーション映画として蘇らせるのは、ニューヨーク・アジア映画祭で最優秀新人賞を受賞した中島良。絶望的な世界を舞台に、生きる意味を問い直すゾンビアニメーション映画となっている。
そして本作は、画像生成AIの「Stable Diffusion」を全編にわたって使用した世界初の長編アニメーション映画でもある。AIとモーションキャプチャーによって少人数スタッフでも長編作品を制作できるという、次世代のアニメ制作に新風をもたらすチャレンジングな試みにも注目したい。
長江崚行や中村ゆりか、監督も登壇の舞台挨拶開催
そんな本作のキャストは、ゾンビウイルスに感染している詩人・レイをミュージカル「ヘタリア」や舞台「文豪ストレイドッグス」で人気の長江崚行、感染した兄妹を守る医師・リカを『映画 賭ケグルイ』シリーズへの出演で知られる中村ゆりか、レイの妹のユウナを私立恵比寿中学のメンバー・真山りか、密航しようとするリカを手助けする密航斡旋業者のタキシバをモデル・映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍中の俳優・山田ジェームス武がそれぞれ熱演する。さらに主題歌は、アカスピEX2年生全国大会優勝、YouTubeチャンネル登録者数7万人、総再生回数1000万回越えのアカペラアーティスト・ももんぬが担当した。
なお本作は、2023年12月23日(土)にヒューマントラストシネマ渋谷にて公開記念舞台挨拶を開催。豪華声優陣&ももんぬ、中島良監督も登壇予定だ。
『死が美しいなんて誰が言った』は2023年12月22日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開