2024年の冬に観たい映画はどれ? 国内外の話題作から限定リバイバル上映まで年始公開の注目作をピックアップ

2024年の冬に観たい映画はどれ? 国内外の話題作から限定リバイバル上映まで年始公開の注目作をピックアップ
『BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-』©2024 BLOODY ESCAPE製作委員会
『エクスペンダブルズ ニューブラッド』© 2022 Ex4 Productions, Inc.
『アクアマン/失われた王国』© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & © DC
『ボーはおそれている』©︎2023 Mommy Knows Best LLC, UAAP LLC and IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.
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『エクスペンダブルズ ニューブラッド』 2024年1月5日(金)公開

ご存知、全世界シリーズ累計興収8億ドル超えの大ヒットシリーズ『エクスペンダブルズ』の最新作。アクション映画界のレジェンド、シルベスター・スタローンが監督・脚本・主演を務めてスタートした、豪華スター集結、己の身体で魅せる命懸けの超絶アクションが代名詞の人気シリーズ。この最新作の予告編を見たファンの間では、ついにスタローン演じるバーニー・ロスが命を落とすのでは……? と大いに話題になっている。ジェイソン・ステイサム演じるリー・クリスマスのさらなる活躍にも期待。

『BLOODY ESCAPE 地獄の逃走劇』 2024年1月5日(金)公開

『コードギアス』シリーズや『ONE PIECE FILM RED』で知られる谷口悟朗が原案・脚本・監督を務めた、改造人間VS吸血鬼VSヤクザという最狂の三つ巴が繰り広げられるバイオレンスアクション映画。人体実験によって改造人間となったキサラギが、分断された「東京」の制覇を目論む不死身の吸血鬼集団<不滅騎士団>と、殺された親分の敵討ちを誓うヤクザたちに追われながらも、あらゆる武器を仕込まれた身体と自らの特殊な“血”を駆使して闘う姿を描く。

『アクアマン 失われた王国』 2024年1月12日(金)公開

『ワイスピ』や『死霊館』シリーズのジェームズ・ワンが監督を務め、あのジェイソン・モモアが“海の王”を演じるDCヒーロー映画の最新作。5億の海の生物を従える能力に加え、時速160キロで泳ぎ、人間の150倍の力という規格外の能力を持つアクアマンが、本作では南極の氷河に眠る“失われた王国”の邪悪な力による、すべての海、そして人間界の存亡の危機に、海の仲間たち、大切な家族とともに総出で立ち向かう。

『ある閉ざされた雪の山荘で』 2024年1月12日(金)公開

東野圭吾の同名長編小説を主演・重岡大毅、共演に中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗を迎えて実写映画化した戦慄のミステリー。登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定で、そのトリックや人物描写の複雑さから長年実写化不可能と思われていたが、原作者も唸るサスペンス・エンターテインメントに仕上がっている。

『僕らの世界が交わるまで』 2024年1月19日(金)公開

A24の製作&北米配給、エマ・ストーンのプロデュース、そしてジェシー・アイゼンバーグの初監督・脚本作品として注目を浴びる本作。Netflix『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のマイクことフィン・ウォルフハードが主演、その母親をジュリアン・ムーアが演じる。反目しあっていても内面はクリソツな“現代の親子像”をハートフルに描いた、アイゼンバーグの出世作『イカとクジラ』も彷彿とさせる歪だが愛おしい人間ドラマ。

『コンクリート・ユートピア』 2024年1月5日(金)公開

大災害により一瞬にして廃墟と化した首都ソウルで、唯一崩落しなかったマンションを舞台に、そこに集まった生存者たちの争いを描く。『隠された時間』で高評価を得た新鋭オム・テファ監督のもと、『非常宣言』『白頭山大噴火』などディザスター大作への名演も記憶に新しいイ・ビョンホン、『梨泰院クラス』や『ミッドナイト・ランナー』などで日本でも熱狂的な人気を誇るパク・ソジュンのほか、パク・ボヨンら韓国エンタメ界を代表する豪華キャストが集結した。

『ヴィクラムとヴェーダ ヒンディー語版』 2024年1月6日(土)公開

『BANGBANG! バンバン!』『WAR!ウォー』のリティク・ローシャン主演のクライムサスペンス。古くから伝承されたインドの説話集「屍鬼二十五話」(死体に取りついたヴェーターラがトリヴィクラマセーナ王に聞かせる25話。各話の最後にヴェーターラが問答を仕掛け、トリヴィクラマセーナ王がそれに答えるという形式)をなぞっており、冒頭のアニメがそれを反映している。その説話集を基にしながら、アクションを融合させた作風と“生ける彫刻”と称されるリティク・ローシャンが演じるヴェーダの酒場シーンは、インド国内外で大きな話題を呼んだ。

『スーパーバッド』 2024年1月2日(火)公開

『40歳の童貞男』などで知られるコメディ王ジャド・アパトーが製作、『アドベンチャーランドへようこそ』『宇宙人ポール』のグレッグ・モットーラが監督を務めた、バキバキDT映画の金字塔。全米で大ヒットしながら2007年当時の日本ではDVDスルーされていた名作が、1月2日から5日間限定でシネマート新宿にて奇跡の復活上映。マイケル・セラやジョナ・ヒル、エマ・ストーンら今をときめく俳優たちの若かりしドタバタが微笑ましい。

『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』 2024年1月5日(金)公開

まだ28歳の若手監督だったクエンティン・タランティーノが1992年のサンダンス映画祭で熱狂を巻き起こした初長編が、デジタルリマスターで30年ぶりに劇場公開。ハーヴェイ・カイテル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、スティーブ・ブシェミらクセモノ俳優が集結した、安易な予想を許さないクライム・サスペンスの傑作。

『ボーはおそれている』 2024年2月16日(金)公開

『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』で世界を震撼させたアリ・アスターが、名優ホアキン・フェニックスを迎えて贈る長編2作目。日常のささいなことでも不安になる怖がりの男ボーはある日、さっきまで電話で話してた母が突然、怪死したことを知る。母のもとへ駆けつけようとアパートの玄関を出ると、そこはもう“いつもの日常”ではなかった。これは現実か? それとも妄想、悪夢なのか? 次々に奇妙で予想外の出来事が起こる里帰りの道のりは、いつしかボーと世界を徹底的にのみこむ壮大な物語へと変貌していく。

『アクアマン』(2018)はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2024年1月放送

A24作品『X エックス』はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2024年1月放送

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