主人公スノーを演じるのはイギリス出身の期待のルーキー!
すでに公開を迎えた北米では2週連続で1位を獲得し、1億ドルを突破している本作。主に10~20代の女性からの圧倒的な熱狂と、旧作が終結した8年前の興奮が世界中に再来している。
スリル満点のアクションや予想もできない展開が待ち受けるストーリーが熱い支持を集めているのはもちろん、魅力的なキャストも人気のひとつ。実力派キャストが勢ぞろいする中でいま一番熱い視線を注がれるのは、前作でドナルド・サザーランドが演じた本作の主人公、コリオレーナス・スノー役のトム・ブライス。
トムはイギリス生まれの28歳。ゴール博士役のヴィオラ・デイヴィスの母校でもあるニューヨークの名門「ジュリアード音楽院」で演技を学び、近年ではアメリカ西部開拓時代の伝説のガンマン“ビリー・ザ・キッド”を描いたTVシリーズ『Billy The Kid(原題)』で主人公のビリー役を演じ、広く知られるようになった。そして、本作のオーディションで見事スノー役に抜擢され、超大作映画では初主演を果たすことに。
スノー役を演じるにあたりブルネットの髪をブロンドに染め、若かりし日は貧しい生活をしていたスノーになり切るためダイエットも実行、過酷な役作りに励んだという。本作で初登場となる青年時代のスノーの姿に観客は「『ハンガー・ゲーム0』で初めて知ったトム・ブライスがイケメンすぎる!」「あのスノーが昔はこんなホットな男だったって聞いてない!」「映画後半の坊主頭のスノーがやばすぎる」と端正なルックスに夢中なってしまう人が続出。あまりの好青年ぶりに「彼がスノー大統領になるはずがない…」「お願いだから悪の道に染まらないで」とすでに旧作で描かれている事実を否定しようとする声もあがるほど。
トムをオーディションで見出したフランシス・ローレンス監督は、「トムはどこからともなくやってきた。数人の候補が絞れたオーディション終盤に彼がやってきて、その場にいた全員が『彼がコリオレーナス・スノーだ』と感じたんだ。稀代の悪役であるスノーを演じるには相当な演技力が必要とされる。はっきりと闇の能力を持った人物でなければならない一方で、それでも観客は彼が善良になりうると信じたい。トムの演技は十分な信憑性と具体性をもたらし、実際にもう一方の道を歩むこともできると感じさせてくれる俳優だった」と語っている。
共演のレイチェル・ゼグラーも、「トムとの共演は本当に楽しかった!彼はふざけることが好きで私ともすごく相性が良かったの。精神的に追い詰められるシーンが多かったけれど、撮影が終わると彼が和ませてくれてとても救われた。彼が相手役で本当によかったと思ってる」とトムへの熱い信頼感を明かしている。
『ハンガー・ゲーム0』は12月22日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国ロードショー