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注目の“原作”映画特集!「伝説のハガキ職人」の私小説を実写化『笑いのカイブツ』ほか〈読んでから観ても、観てから読んでも〉な注目作が続々公開

注目の“原作”映画特集!「伝説のハガキ職人」の私小説を実写化『笑いのカイブツ』ほか〈読んでから観ても、観てから読んでも〉な注目作が続々公開
©︎2023「笑いのカイブツ」製作委員会
©2023「怪物の木こり」製作委員会
©2024映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会 ©東野圭吾/講談社
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岡山天音×仲野太賀×菅田将暉『笑いのカイブツ』

原作は“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキの私小説「笑いのカイブツ」(文春文庫)。笑いにのみ人生を捧げる実在の人物の痛いほどに純粋で激烈な半生を、井筒和幸、中島哲也、廣木隆一など名だたる名匠のもとで助監督を務め、本作で満を持しての長編商業映画デビューを果たす気鋭・滝本憲吾監督が映画化した。

笑いのカイブツ (文春文庫)

主人公のツチヤを演じるのは話題作への出演が続く実力派俳優、岡山天音。さらに、仲野太賀、菅田将暉、松本穂香、片岡礼子ら名優たちが集結し、驚異的なアンサンブルで観客を物語へと引き込んでいく。

©︎2023「笑いのカイブツ」製作委員会

原作の勢いと熱量はそのままに、滝本監督をはじめ、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』や映画『百円の恋』などで高い評価を受ける足立紳、『きばいやんせ!私』の山口智之、エグゼクティブプロデューサー・成宏基らが脚本を手掛け、原作者ツチヤタカユキ本人も太鼓判を押す、圧倒的な人間ドラマに仕上がっている。

まだまだ公開中!『怪物のきこり』『隣人X 疑惑の彼女』ほか話題作続々

12月1日(金)より公開中『怪物のきこり』は2019年・第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した倉井眉介による同名小説(宝島社文庫・刊)が原作。亀梨和也の主演、鬼才・三池崇史監督のメガホンで映画化したサイコスリラー。

©2023「怪物の木こり」製作委員会

同日公開の『隣人X 疑惑の彼女』は、パリュスあや子著「隣人X」(講談社文庫・刊)を上野樹里と林遣都の共演で映画化した異色のミステリーロマンスとなっている。

©2023 映画「隣人 X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社

12月8日(金)より公開中の福原遥&水上恒司のW主演作『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、SNSを中心に話題を集めた汐見夏衛の同名ベストセラー小説(スターツ出版文庫・刊)の映画化作品。戦時中の日本にタイムスリップした現代の女子高生と特攻隊員の青年の切ない恋の行方を描いたラブストーリーだ。

©2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会

同日公開のアニメーション映画『窓ぎわのトットちゃん』は言わずもがな、黒柳徹子が自身の子ども時代をつづった世界的ベストセラーが原作。トットちゃん役で子役の大野りりあな、校長・小林先生役に役所広司、トットちゃんのパパ役に小栗旬、ママ役に杏、担任の大石先生役に滝沢カレンなど実力派俳優陣が集結している。

ミステリ好きを唸らせた東野圭吾の小説を映画化『ある閉ざされた雪の山荘で』

2024年には、『笑いのカイブツ』の岡山天音も出演する『ある閉ざされた雪の山荘で』(1月12日[金]公開)の原作は、著作の累計発行部数が1億部を突破した“国民的作家”、東野圭吾が1992年に発表した傑作小説(講談社文庫・刊)。

新作舞台の主演の座を争う最終オーディションへの招待状が届く劇団の役者を、重岡大毅、中条あやみ、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗が演じる。

©2024映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会 ©東野圭吾/講談社

『夜明けのすべて』『ハピネス』ほか春~初夏も原作映画ざんまい

2月9日(金)からは、「そして、バトンは渡された」などで知られる人気作家・瀬尾まいこの同名小説の映画化『夜明けのすべて』(水鈴社刊)が公開。原作にオリジナルの要素を加え、ふたりが交流し、少しずつ互いの殻を溶かし合っていく姿を、彼らの見つめる日常の美しさや季節の移ろいとともに捉えている。

©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

そして春には、川村元気によるベストセラー恋愛小説を、佐藤健、長澤まさみ、森七菜の共演で映画化したラブストーリー『四月になれば彼女は』(文春文庫)、初夏には、注目の若手俳優・窪塚愛流と蒔田彩珠のW主演で、「下妻物語」の嶽本野ばらの原作小説を映画化した、自分らしく生きることの大切さを描いた青春ラブストーリー『ハピネス』(小学館文庫・刊)の公開が控えている。

©嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会

冬から来春にかけて、原作の濃度はそのままに、映画化されてより観客の心に突き刺さる作品が続々公開。ぜひ原作と併せて堪能してみてはいかがだろう。

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『笑いのカイブツ』

笑いに人生を捧げるツチヤタカユキは毎日気が狂うほどにネタを考える日々を過ごしていた。念願叶ってお笑い劇場の小屋付き作家見習いになるも、愚直で不器用なツチヤは他人には理解されず淘汰されてしまう。失望していた彼を救ったのはある芸人のラジオ番組だった。番組にネタや大喜利の回答を送るハガキ職人として再びお笑いに人生をかけていた矢先、「東京に来て一緒にお笑いやろう」と憧れの芸人からラジオ番組を通して声がかかった。そんなツチヤは東京で必死に馴染もうとするが…。

制作年: 2023