• BANGER!!! トップ
  • >
  • 新着ニュース
  • >
  • 唐田えりか“当て書き”の主人公「わたし一人いなくたって、世界は回っていく」共演・芋生悠とのリアルな友情が爽やかな感動を呼ぶ『朝がくるとむなしくなる』

唐田えりか“当て書き”の主人公「わたし一人いなくたって、世界は回っていく」共演・芋生悠とのリアルな友情が爽やかな感動を呼ぶ『朝がくるとむなしくなる』

唐田えりか“当て書き”の主人公「わたし一人いなくたって、世界は回っていく」共演・芋生悠とのリアルな友情が爽やかな感動を呼ぶ『朝がくるとむなしくなる』
『朝がくるとむなしくなる』©Ippo
1 2

日々心を消耗して生きる人々に寄り添う、再生の物語

「たとえわたし一人いなくたって、世界は回っていく」と人生に諦めを感じている一人の女性が、疎遠になっていた元同級生との偶然の再会をきっかけに、自分らしさを取り戻していく姿を描いた映画『朝がくるとむなしくなる』が、渋谷シネクイントほか全国順次公開中だ。

日常の中で積み重なる小さな幸せと、大人になってから少しずつ育まれる友情に、静かに胸を打たれる本作。働くこと、学校へ行くこと、生活していくこと――。日々、心を消耗して生きる人々にそっと寄り添う、爽やかな感動作となっている。

『朝がくるとむなしくなる』©Ippo

何も起こらない毎日。偶然の再会をきっかけに日常がそっと動き出す

24歳一人暮らし、会社を辞め、コンビニでアルバイトとして働く希。慣れない接客業に戸惑い、店長の冗談をうまくかわせず、職場では何かと肩身の狭い思いをしている。母親には退社したことをいまだ伝えられていない。実家から送られてきた大量の野菜をよそに、コンビニ弁当とカップ麺で食事を済ませている。何も起こらない毎日。むなしい思いで、今日も朝を迎える。

『朝がくるとむなしくなる』©Ippo

そんなある日、中学時代のクラスメイトだった加奈子がバイト先にやって来る。思わぬ再会に、最初はぎこちなく振る舞う希であったが、何度か顔をあわせるうちに加奈子と距離を縮めていく。ボウリングや居酒屋での楽しいひと時。加奈子との偶然の再会で、希の日常が少しずつ動き出していく……。

次ページ:唐田と芋生、初共演だが実生活では10代からの友人!
1 2
Share On
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook