ヘレナ・ボナム・カーターが伝説の女優を熱演
主演のノリーを演じるのは、『ハリー・ポッター』シリーズや『ザ・クラウン』『英国王のスピーチ』の名優ヘレナ・ボナム・カーター。アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞など数々の賞にノミネートされてきたヘレナが、英国テレビ界のレジェンド、ノエル・ゴードン役に挑み、世界中のメディアから大絶賛を受けている。
『クロスローズ』の舞台がミッドランド地方のバーミンガムだったことから「ミッドランドの女王」と呼ばれ、赤色の髪、大きなサングラスに毛皮のコート、そして愛車のロールス・ロイスで登場するパワーウーマンのノリーは、まさにヘレナ・ボナム・カーターのハマり役。華やかさの裏に悲しみを隠した演技には心を打たれる。グラマラスなノリーの80’sファッションにも要注目だ。
辛口批評で知られる英ガー ディアン紙も「ソープオペラと年上女性、そしてショービズ界への温かく、優しく、ゴージャスなトリビュート。ノリーに恋をした」と絶賛。米映画評論サイト「Rotten Tomatoes」ではトマトメーター批評家100%、ユーザー評価88%という驚異的な数字を叩き出している。
脚本・製作総指揮は、『ドクター・フー』『2034 今そこにある未来』『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』など数々のヒット作を生み、高い評価を受けてきたラッセル・T・デイヴィス。『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』の製作チームが再度タッグを組み、ノリーとソープオペラへの愛が溢れる伝記ドラマを作り上げた。
予告映像では冒頭、ヘレナ・ボナム・カーター演じる伝説の女優“ノリー”ことノエル・ゴードンが人気ドラマ『クロスローズ』の撮影をする様子と華々しい活躍が映し出される。しかし事態は一変、ノリーは主演にも関わらず突然降板を告げられ、国中の大騒動に。ショックを受けつつも、友人たちに支えられ、ノリーの不屈の戦いが始まるのだが…。イギリス芸能史に残る降板騒動は何故起こったのか?