最高のスリルが味わえる本作の見どころピックアップ
▼スリル1
トランス機長(ジェリー)が操縦する旅客機の乗客に、殺人犯のガスパール(マイク・コールター)がいる。嫌な予感しかしない。
▼スリル2
落雷で完全にコントロールを失った旅客機を、なんとか不時着させる機長。村山は「この序盤だけでも相当楽しめます!」と“航空パニック”のシークエンスに賛辞を贈る。しかし彼の言うように、ここまではほんの序盤なのだ。
▼スリル3
不時着した場所が反政府武装組織が支配しているフィリピン沖の孤島だった! 副機長の額に突き付けられる拳銃。人質に取られる乗客……。一難去ってまた一難とは、まさにこのこと。
▼スリル4
トランス機長は殺人犯のガスパールと手を組んで、極限状態からの脱出を試みる。村山も「“航空パニック”と“脱出サバイバル”という、異なる2種類のジャンルが掛け合わされていることで緊張感が持続し、一粒で二度おいしいみたいなお得感がずっとある!」と、このSDGS的(?)なハイブリッド感を激推し。
リアルさに納得! 脚本家は元MI6のスパイ
加えて、本作を語る際に欠かせないのがリアリティーあふれる緊迫感だ。村山は「脱出劇と同時進行で航空会社が対策班として傭兵チームを派遣する。その傭兵たちを元ネイビーシールズの俳優たちが演じている。対する反政府組織は特殊部隊の工作員にリサーチをして、非常にリアリティーを持って描いている」と、本作の真に迫る緊張感を裏付けるエピソードを解説。
さらに、「脚本家が元MI6のスパイだという小説家チャールズ・カミングなんです! 世界の裏側っていうものに対して説得力のある描写ができている」――そう映画ライター村山が太鼓判を押す“最高の緊張感”を、ぜひ劇場の大スクリーンで確認しよう。
『ロスト・フライト』は2023年11月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
CS映画専門チャンネル ムービープラスで放送「映画館へ行こう11月号」での『ロスト・フライト』特集は2023年11月3日(金)よりリピート放送を含め計8回OA予定