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「音楽を絶対頼みたいと思ったのがハンス・ジマーだ」
映像では、本作の音楽についてギャレス監督が語っている。劇中の印象的なシーンと共に、ハンスが手掛けた壮大且つドラマチックな楽曲が鳴り響く。ハンスと言えば、これまで、『ライオン・キング』(2019)や『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)でアカデミー賞を2度獲得。そのほか、ゴールデングローブ賞 3回、グラミー賞 5回など数々の受賞経験を持つ逸材だ。
映画音楽には欠かせない存在となっている彼に起用について、ギャレス監督は「音楽を絶対頼みたいと思ったのがハンス・ジマーだ」と話し、「天才的な創造の瞬間の連続だったよ」「ハンスの音楽には魂を揺さぶられるよ」と映画を盛り立てる秀逸な音楽を生み出したハンスの手腕を大絶賛。中でも気に入っていると語るのが、ジョシュアとアルフィーのシーンだと言い、彼の生み出した音楽が、次第に絆を深めていくふたりの物語をよりドラマチックに盛り立てていると明かしている。
別のインタビューでも、「彼(ハンス)と一緒に仕事ができたことは、私にとってまさに夢の現実でした。彼らが創作する音楽はこの映画の感情の中心であり、また彼らがこれまで作ってきたどの音楽ともまるで違うものになっています」と語っているギャレス監督。映画が好評を得ている背景には、ハンスの生み出した音楽が存分に寄与している模様だ。ギャレス監督の生み出す壮大な世界観とドラマチックなストーリーに、ハンスの生み出した天才的な音楽が掛け合わされて、今年1番の感動作が誕生した。
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