“平安の凸凹バディ”晴明&博雅の尊い日常を描く
エンディング映像で映し出されるのは、陰陽師としての天賦の才を持つゆえに、周囲に理解されない孤独を抱える晴明の哀愁漂う姿。そんな晴明の心優しい一面を唯一理解する博雅は、彼のことを気にかけ、足しげく屋敷に通い酒を酌み交わす。移り変わる四季とともにやがて“平安の凸凹バディ”は心を通わせ、絆を深めていく…。台詞のないシンプルな映像ながら、2人の尊い関係性が伝わる、儚くも優しい映像となっている。博雅との出会ったことで人に興味を持ちはじめた晴明は、都に姿を現す鬼を祓い、平和をもたらすことができるのか…?
そんな2人をその類まれなる歌声で彩るのは、リアルな日常を独特の感性で切り取った歌詞や、重厚感のあるビートサウンド、高揚感溢れるメロディで人気急上昇中の高校生シンガーソングライター・ao(アオ)。2022年1月には、Spotifyが選ぶ2022年に活躍を期待する次世代アーティスト【RADAR:EarlyNoise2022】に選出された新進気鋭の17才だ。彼女のエモーショナルな歌声と「きっと散りゆく生命を、貴方と共に終わりたいのよ」といった切ない歌詞が、晴明と博雅の関係性の深さを更に浮き彫りにする。
まさか自分がNetflixでアニメED主題歌を歌うとは思ってもいなかったので、知った時は本当に嬉しかったです!切なる人の想いの儚さや、平安の情景を曲に書きました。陰陽師に登場する様々なキャラクターたちの気持ちを想像しながら、「kioku」を楽しんでいただけたらと思います!
(ao)
人とはどこか違う空気を身にまとい、世の中の出来事に一切の興味を持たない変わり者の晴明と、そんな晴明ですら興味を持ってしまうほどに熱く人情深い博雅。何もかもが正反対な2人はぶつかり合いながらも次第に距離を縮めていき、鬼の謎に迫っていく。“平安凸凹バディ”が挑む、心揺さぶる物語に注目だ。