亀梨和也&菜々緒&三池崇史監督がレッドカーペットに降臨
「第36回 東京国際映画祭」(10月23日~11 月1日)で特別招待上映(ガラ・セレクション部門)が決定している本作。10月23日(月)に開催されたレッドカーペットイベントに登壇した亀梨和也、菜々緒、三池崇史監督、そして本作のアイコンでもある“怪物の木こり”も参戦し、会場は大盛り上がり。
「第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」で上映され、世界が震撼した超刺激的サスペンスが、「東京国際映画祭」でいよいよ日本初お披露目。
映画祭のオープニングとなるこの日、亀梨は黒のスーツに蝶ネクタイ、三池監督も同じく黒のスーツにポケットチーフで赤いワンポイントを。菜々緒はバックにパールをあしらった身体にフィットした黒のシックなGIVENCHYのロングドレスを装い、亀梨のスマートなエスコートによって登場。華やかな面々が揃ったイベントの中でもひと際注目を浴びていた3人だが、本作のアイコンである“怪物の木こり”も続けて姿を現すと会場が湧き上がり、冒頭から強烈なインパクトを残した。
亀梨は「本日は参加させていただき、光栄です。この期間、映画を通じてみなさんにとって素敵な時間になるよう願っています」と普段の様子とは一変し、煌びやかな会場へと姿を変えた日比谷の景色を見渡しながら感慨深げな表情を見せる。隣を歩く“怪物の木こり”については「視界が悪いと思いますので僕がエスコートしますよ」と笑いながら声を掛けるなど会場全体の雰囲気を楽しんでいる様子だった。
「東京国際映画祭のレッドカーペットを初めて歩かせて頂いたんですが、すごく皆さん盛り上がっていますね。街の活気も戻っている感じがして嬉しいです!」とカーペットへの参加に喜びを抑えきれない様子の菜々緒、「会場がこちらに移ってからは初めてですが、よりますますパワーアップしていますね。ここは『これが映画祭!』という気持ちが、わっと爆発する場所です。出来れば劇場の中でもそういう気持ちでこの映画を楽しんでいただけたら」と語る三池監督とともに、3人と“怪物の木こり”は、集まったファンの大きな声援に手を振ったり、スマートフォンで自撮りするなど笑顔でレッドカーペットを楽しみながら、報道陣のフォトコールにも応じる終始堂々たる佇まいでその存在感を光らせた。
亀梨「展開が二転三転する映画になっています」
この日の衣装について問われた菜々緒は、「レッドカーペットなのでロングドレスを選びました。バックスタイルが大胆なドレスを今回は着させて頂きました」と回答。その言葉通り、大きく開いた背中にパールやビジューがあしらわれ美しいバックラインが印象的なドレスを身に纏う菜々緒のその発言を受けた亀梨は、「僕は…、バックは閉じたままなんですけど(笑)」と前置きをして笑いを誘う場面も。「今日は蝶ネクタイをさせていただきました。普段中々このような恰好をすることがあまりないのですごく新鮮です」とこだわりのポイントを回答。
そして本作の見どころについて亀梨は、「とにかくメッセージがある作品です。物語は“サイコパス”、という入りから始まるのですが、最後には誰もが深く考えたくなるような、展開が二転三転する映画になっています。観終わった後、色んな話をしたくなると思いますし、二度目に見ると、「あっ!」「え!?」と一度目には気付けなかったことにも気付けるような作品になっていると思うので、劇場の迫力ある大画面で観ていただきたいです」と終始熱意に溢れるコメント。「初上映、とても楽しみです。最初に観ていただく瞬間というのはドキドキだし、果たしてどういうリアクションを皆さんがしてくださるのかソワソワする部分もあるんですが、公開へ向けて少しずつ、たくさんの方と共有できるのが僕たちも喜びなので、その喜びを噛みしめたいと思います。本当に楽しみです」と翌週に控える日本での初上映を前に改めて気持ちを噛みしめた。菜々緒も「本当に、今までにない新しい映画になっているので、楽しんでいただけたら嬉しいです」と自信を覗かせ、観客への披露を待ちきれない様子を見せた。
10月31日(火)のジャパンプレミアには、本日の3名に加えて、吉岡里帆、染谷将太、中村獅童ら豪華キャストも集結する予定となっており、公開へ向け更なる盛り上がりを見せること必至。先読み不可能なストーリー、その驚愕の結末とは…?
『怪物の木こり』は12月1日(金)より公開