安倍晴明 VS 鬼の奇怪なバトルが勃発
予告編では、“覆面の鬼”や“鋭い牙と爪で襲い掛かる鬼”、“巨大な闇を操る鬼”など、様々な姿の鬼が現れ、晴明と博雅の前に立ちはだかってくる。
奇怪な妖術を操る鬼に対し、特殊な結界術や呪符、式神を使い命がけで挑む晴明。両者一歩も譲らない激しい攻防が映し出される。さらには、人をたぶらかし退屈まぎれにその心に付け込んで事件を巻き起こす流れ者の陰陽師・蘆屋道満(あしやどうまん)も晴明らの行く手を阻み、激しくぶつかり合う。
鬼を心から清めて祓うため人が鬼になった背景を探ろうとする晴明と博雅だが、そこには博雅が「鬼とは哀れで愛おしいものなのだな」とつい口にしてしまうほど儚く、悲しい過去が…。果たして、晴明と博雅は鬼を祓い、都に平和をもたらすことができるのか!?
映像内でも奏でられる主題歌「狐独の才望」は、男女ツインボーカルから生まれる切なく冷たいメロディと、鋭く変幻自在な曲展開を得意とする凛として時雨が手掛ける一曲。11月8日(水)にデジタルリリースを控えているこの楽曲は、臨場感が溢れる曲調と切ないメッセージで本作の物語を体現している。
凛として時雨のボーカルとギターを務めるTKは、「音楽や言葉、この世にあるすべてに溢れ出す感情は自らが作り出しているものなのでしょうか。空虚を何で満たすのか、満たされるのか、自由と縛りの境界線を最も蠱惑的な『呪』で彩らせて頂きました」と主題歌に込めた熱い思いを告白。また「凛として時雨を聴いて下さっていた山本蒼美監督が僕達を選んでくれた運命も、奇跡という『呪』であります様に」と『陰陽師』初アニメ化の一翼を担うことへの思いを明かしている。
人とはどこか違う空気を身にまとい、世の中の出来事に一切の興味を持たない変わり者の晴明と、そんな晴明ですら興味を持ってしまうほどに熱く人情深い博雅。何もかもが正反対な2人はぶつかり合いながらも次第に距離を縮めていき、鬼の謎に迫っていく—。“平安凸凹バディ”が挑む、心揺さぶる物語に注目だ。
『陰陽師』は11月28日(火)よりNetflixにて独占配信開始