「一つの映画の中で二つの味を楽しめる」
予告編では、トップスターとして活躍するパク・ガン(クォン・サンウ)が、「わずか10年前の僕は貧乏な無名俳優でした」と授賞式で語りながらも、「初心を忘れたいです」「すみません、冗談です」とコメントするなど自由奔放ぶりが目に余る様子が。ドラマのセリフもなかなか覚えず、女性とのスキャンダルも日常茶飯事だが、それをフォローするのが、長年の友人でもある敏腕マネージャーのチョ・ユン(オ・ジョンセ)だった。
そんな二人が酒を酌み交わし「あの時、俺が落ちてお前が受かってたら?」「今頃お前はスヒョンと結婚してた」と昔話をしたクリスマスイブの夜、ある異変が起きる。パク・ガンが目を覚ますと、そばには見知らぬ子どもがいて、「ここはどこだ?」と困惑するガンに、「あなたの家でしょ!」と言い放つのは昔の恋人スヒョン。なんと彼が選ばなかった人生が目の前にあり、しかも自分は売れない俳優で、マネージャーだったチョ・ユンが売れっ子俳優になっていた。
トップスターの人生から一転、彼のマネージャーになって、家族を養う日々に戸惑うガンだったが、妻スヒョンと二人の子との騒がしい生活が、次第にガンの人生を豊かに彩っていく…。180度ひっくり返った、運命の先に何が待っているのか?展開が気になる予告編となっている。
本作で、長年苦楽を共にしてきた親友であり、スター俳優とマネージャーという相棒的な間柄を演じたクォン・サンウとオ・ジョンセ。互いが“スイッチ”する設定について、クォン・サンウは、「鏡を見るような妙な気分で面白かった。一つの映画の中で二つの味を楽しめると思う」と話し、オ・ジョンセは、「極端に違う二人の人生が入れ替わったときに起こる状況が愉快な映画」と魅力をアピール。演技巧者の二人がみせる絶妙なコンビネーションにも注目したい。
『スイッチ 人生最高の贈り物』は12月1日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国順次ロードショー
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