史上最恐のホラー映画として、その名を知らぬものはいないであろう金字塔『エクソシスト』(1974年日本公開)。一人の少女とその母親が体験する戦慄の恐怖を圧倒的なリアリズムで描いた本作は、それまでのホラーの常識を覆し、全世界に一大ムーブメント巻き起こした。伝説の誕生から50年、悪魔に憑りつかれた2人の少女が呼び覚ます新たな恐怖を描いた『エクソシスト 信じる者』が、12月1日(金)より公開。このたび、身の毛もよだつ最恐の場面写真が解禁となった。
2人の少女が呼び覚ます新たな恐怖
ヴィクターは13年前に妻を亡くして以来、1人で娘のアンジェラを育てている。ある日、アンジェラと親友のキャサリンが森へ出かけたきり行方不明になり、3日後に無事保護される。しかし、その日から彼女たちの様子がどこかおかしい。突然暴れ出し、叫び、自傷行為など常軌を逸した行動を繰り返す2人…。ヴィクターはかつて憑依を目撃した経験者クリス・マクニールに助けを求め、悪魔祓いの儀式を始めるが、それは想像を絶する危険な試みだった。懸命に見守る両親を嘲笑い悪魔は問いかける。1人は生き残り、1人は死ぬ。どちらかを選べと——。
全米に吹き荒れる『エクソシスト』旋風!
日本での公開に先駆け、全米で封切られた本作は、週末のオープニング成績が26,497,600ドルを突破し、見事初登場1位に輝いた。この成績は、『エクソシスト』のシリーズである『エクソシスト2』(1977年公開/6,735,000ドル)、『エクソシスト3』(1990年公開/9,312,219ドル)、『エクソシスト ビギニング』(2004年公開/18,054,001ドル)、『ドミニオン』(2005年公開/140,703ドル)のオープニング記録と比較しても圧倒的な数字となっている。また、今年公開され、日本でも話題となった『ヴァチカンのエクソシスト』(9,006,368ドル)との比較においても、約300%となるなど大きく差をつけている。
SNSには、「ハラハラドキドキさせられたし、素晴らしい俳優たちだった」「今まで見た中で最高の恐怖映画のひとつ」「この映画は、背筋が凍るような体験を観客にもたらす」「CGIではなくリアルに怖い部分がたくさんあり、本当にクールなメイクはとても不気味だった!ストーリーも素晴らしい!」「私が言えることは、もしあなたがオリジナルの『エクソシスト』(73)のファンなら、この作品はきっとあなたの期待を裏切らないということだ!」など、本作を鑑賞したユーザーからの熱いコメントで溢れており、往年のファンのみならず、若い層からも支持されていることが伺えた。
また、全米と共に公開となった世界52のマーケットにおいても、イギリス、メキシコ、スペイン等で1位を獲得するなど、全世界の興行収入は44,180,600ドルに達し、今『エクソシスト』の熱狂が世界を包み込んでいる。
オリジナルのファンからは、正当な流れを汲む新章をブラムハウスが手掛けることや、エレン・バースティンの再登場で注目を集め、さらにオリジナルを知らない世代からも映画史に燦然と輝く“恐怖の伝説”への興味から老若男女が劇場へ殺到。50年の時を経て、再び『エクソシスト』旋風が吹き荒れ、新章のムーブメントが始まった。(全米オープニング成績はBox Office mojo 11/11時点調べ/1974年公開『エクソシスト』に関してはデータ不明)
『エクソシスト 信じる者』は12月1日(金)より全国公開