• BANGER!!! トップ
  • >
  • 新着ニュース
  • >
  • 品川ヒロシ監督の「ハリウッド進出」に至る軌跡を振り返る! 最新作にして集大成『OUT』で“ヤンキー映画”は見納め!? 貴重なオフショットも解禁

品川ヒロシ監督の「ハリウッド進出」に至る軌跡を振り返る! 最新作にして集大成『OUT』で“ヤンキー映画”は見納め!? 貴重なオフショットも解禁

品川ヒロシ監督の「ハリウッド進出」に至る軌跡を振り返る! 最新作にして集大成『OUT』で“ヤンキー映画”は見納め!? 貴重なオフショットも解禁
©2023『OUT』製作委員会
1 2

ついにハリウッド進出! 映画『OUT』は品川“不良”ワールドの集大成に

品川祐は芸人として第一線で活躍し続ける一方、俳優、映画監督など活動の幅を広げ、2009年には自身の自伝的小説を原作にした映画『ドロップ』で長編映画監督デビューを果たす。同作は興行収入20億円の大ヒットを記録し、またたく間に“映画監督・品川ヒロシ”としての才能を見せつけた。

ドロップ

©2009「ドロップ」製作委員会

続く2011年には『ドロップ』同様、自身の小説を原作にした『漫才ギャング』を映画化。同じく監督・脚本を務め、監督第二作目として大きな話題をさらった。2014年には、木下半太の同名小説を原作にした『サンブンノイチ』で、監督として初めて他者原作の映画化に挑戦する。

サンブンノイチ【初回限定生産・DVDスペシャル・エディション】

©2014「サンブンノイチ」製作委員会

以降、絶海の孤島を舞台にした超絶アクション・エンタテインメント『Zアイランド』(2015年)や、8組24名の人気クリエイターによるオムニバス映画『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~」(2021年)に参加し、『戦湯~SENTO~』で裸の男たちによるラップバトルを描いたり、SDGs推進プロジェクトに関連したクラウドファンディングによって製作された『リスタート』(2021)年で故郷に戻り再生を果たす人間ドラマを丁寧に紡いだりと、精力的に様々な企画に挑み、多くの作品を世に贈りだしてきた。2023年にはWOWOW連続ドラマ『ドロップ』の監督・脚本を務め、大人気作を自らの手で完全リブートしたことでも話題を呼んだ。

2009年の長編監督デビュー以降、現在に至るまで数々の作品を通して多くの人々から映画監督として支持されてきた品川。彼は満を持して、そのすべてを詰め込んだ品川“不良”ワールドを映画『OUT』で描ききってみせた。

本作は品川ヒロシ監督の自伝的小説とその映画版『ドロップ』などに登場する、“狛江の狂犬”こと井口達也の実録小説をベースにした同名人気ヤンキーコミックの映画化。井口自身が中学生時代からの友人でもある品川に、長年にわたって「映画にしてもらいたい」と言い続けてきた念願の企画だ。

Ⓒ2023『OUT』製作委員会

「井口が小説の『アウト-不良の流儀-』(2014年)を書いたときから……いや、『ドロップ』の前日譚を描いた『チキン』(2009年)のころからずっと言われてました。今回それが実現できたのは、井口の小説の力もあるけれど、それを原作にした、みずたまこと先生のコミックが大ヒットしたおかげだと思います」と品川は振り返る。

さらに、「36歳で『ドロップ』を撮った僕も51歳ですけど、自分が映画を撮り続けるきっかけにもなった不良映画ですから、WOWOWのドラマ版『ドロップ』と、この『OUT』にやりたいことをすべて詰め込んで、このジャンルはこれで最後という気持ちで臨みました」と、ヤンキー映画“最後”宣言と取れるコメントも。

©2023『OUT』製作委員会

品川監督の映画愛が炸裂した貴重なオフショット

アクション、キャスティング、撮影、どれをとってもこだわり抜き、映画愛が詰め込まれた本作。撮影時にも品川の熱き想いは炸裂したようで、監督自らアクションを披露したり、役者同様、半裸になって筋トレシーンを再現したり、はたまたバイクにまたがって満面の笑みを浮かべたりと、貴重なオフショットの数々からは現場の空気が伝わってくる。

©2023『OUT』製作委員会

自身初となる英語の長編映画『Among the Dead(アモング ザ デッド)』でハリウッド進出が先日発表されたばかりの品川。海外初進出となる『Among the Dead』は2024年に撮影、その後、全米での劇場公開を予定している。

©2023『OUT』製作委員会

世界へと大きく羽ばたいていく品川ヒロシが総力を上げて挑み、ヤンキー映画の集大成として世に贈りだす『OUT』を大スクリーンで堪能しよう。

『OUT』は2023年11月17日(金)より全国公開

1 2
Share On
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook