“世界一幸せな国”フィンランドが贈る爆風マッド・エンターテインメント
故国フィンランドで5ヶ月連続トップ10入りという特大ヒットを叩き出した『SISU/シス 不死身の男』。タイトルの「SISU(シス)」とはフィンランドの言葉で、正確には翻訳不能。すべての希望が失われたときに現れるという、不屈の精神を意味する。その“SISU”を武器に、伝説の兵士がナチス戦車隊をたったひとりで血祭りにあげてゆく痛快バイオレンスアクションだ。
シッチェス・カタロニア国際映画祭ファンタスティック・コンペティション部門で最優秀作品賞など4部門を受賞、批評サイト<ロッテントマト>では98%の高評価を獲得した本作は、「『ランボー』『マッドマックス』『ダイ・ハード』をミックスした、アドレナリン全開の面白さ!」(DEXERTO)、「『シス』は『RRR』に対するフィンランドの答え」(collider)と複数メディアからも絶賛されている。
今年の秋は“枯れ”知らずの「オヤジアクション」が目白押し
『SISU/シス 不死身の男』の舞台は1944年、第二次世界大戦の末期、ソ連に侵攻され、ナチス・ドイツに国土を焼かれたフィンランド。凍てついた荒野で金塊を掘り当てた男が金を隠し持ち、孤独な旅を続けるが、ナチスの戦車隊に見つかってしまう。絶体絶命の窮地に追い込まれたその男、かつて祖国を蹂躙したソ連兵を殺しまくった<伝説の老兵>だった。
武器は使い古したツルハシ1本、そして最強硬度の“SISU”。銃でも戦車でも地雷でも縛り首でも絶対に死なない不死身の男は、最後の1人を潰すまで止まらない! そんな本作で主演を務めるヨルマ・トンミラは現在64歳。壮絶なアクションに果敢に挑む姿は年齢を全く感じさせず、唯一無二の圧倒的な存在感を放っている。
そして本作が公開される10月には、ヨルマと同じく還暦超えを含む“オーバー50”の俳優たちが活躍するアクション映画が目白押し。アクションに年齢(トシ)は関係ない! と言わんばかりに、スクリーン狭しと暴れまくる姿に興奮必至だ。
円熟、ダンディ、いぶし銀……ということで、この秋ぜったいに観たい“枯れ”知らずの「オヤジアクション」映画を4作品ピックアップした。