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リヴァー・フェニックスが亡くなってから今年で30年。“ジェームズ・ディーンの再来”と称されたカリスマ的な魅力と確かな表現力で一世を風靡したリヴァーは14作の出演作を遺し、23歳の若さでこの世を去った。
レッチリのフリーなど音楽業界にも友人の多かったリヴァー。彼の死の翌年にはニルヴァーナのカート・コバーンが27歳で亡くなり、90年代半ばのエンタメ誌~MTVなどは文字通り“大騒ぎ”だった。同じく彼の友人であったR.E.M.のマイケル・スタイプは当時、しばらく作曲ができなくなるほど気持ちが沈んでしまったと振り返っている。
もしリヴァーが存命ならば53歳。白髪まじりの彼を想像するのは難しいが、今年9月に59歳を迎えた盟友キアヌ・リーブスが現役バリバリでアクション映画に主演する今こそ、俳優リヴァー・フェニックスを振り返りたい。
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『ジミー/さよならのキスもしてくれない』
シカゴ郊外に暮らすジミーは17歳の多感な高校生。卒業を間近に控えたある日、父親が突然、自分の母校へ進学しろと強制してくる。反発するジミーは、ハワイの大学へ進学することになっている恋人のリサとハワイに行こうと決意。そのためのお金を手に入れようと画策する。
監督・脚本:ウィリアム・リチャート
出演:リヴァー・フェニックス
メレディス・サレンジャー ポール・コスロ
制作年: | 1987 |
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CS映画専門チャンネル ムービープラスで2023年10月放送