「カメラがないところでも“次元”」玉山を絶賛
インタビュー映像では、玉山をはじめ豪華俳優陣が、共演したキャスト同士の印象や、本作に登場する個性豊かで不思議な魅力に満ちたキャラクター達の見どころなどを語った。
「また次元ができる!とはしゃぐ自分をいかに抑えつけるかという作業をずっとしていた」と語るほど強い想いを持って次元大介役に挑んだ玉山について、川島武役の永瀬は「カメラがないところで普通に椅子に座って雑談しているときでも“次元”なんですよね、彼の醸し出すものが。それくらい次元と共に玉山君がいたんだと思います」と語り、長髪で髭の次元のアイコニックな佇まいに加えて、監督と綿密に話し合いながら次元大介を演じた玉山を絶賛。
そんな玉山は、「泣くシーンがたくさんある中で、(カメラが)回っていないときでもずっと泣いているんです。責任感を持ってこういうキャラクターに仕上げたいという想いが強いからなんだと思いますが、集中力がすごいなと思いましたね」と幼いながらも悲しい過去を抱える少女オトを圧巻の演技力で見せた真木ことかに驚かされたと語り、千春役の草笛光子も「黙ってその場にいる“なんでもない”を上手に演じていて羨ましかった。やきもち焼けるわね」と大絶賛。物語の大きなカギを握る重要なキャラクター・オトへの期待が高まる。
また、本作で次元達の前に立ちはだかる敵方のキャラクターもミステリアスな魅力を持つ個性派揃い。悪名高きスラム・泥魚街のボスにして美しき元殺し屋アデル役を演じる真木よう子は、アデルについて「ショッキングな過去があって、復讐のために生きている」と説明しつつ、「50代なのにずっと若く見えるという設定なので、普段自分が絶対に着ないような格好をできるのもありがたいです」と謎に包まれた美しき殺し屋を演じた感想を明かした。
さらに、玉山や真木よう子が“お気に入りのキャラクター”として名前を挙げるのは、光や影を利用する擬態術で老若男女を問わず自由自在に姿を変える能力を持つ、アデルの右腕にして敏腕の殺し屋・川島。
原作者のモンキー・パンチの世界観をより色濃く反映させるため、川島の永瀬本人と橋本一監督が何度も対話を重ねて生み出されたというキャラクターについて、玉山は「『ルパン三世』ファン、次元ファンの僕からするとグサッと刺さるものがありますね」とルパン三世の世界観を体現したような設定の敵役の魅力を熱く語った。
そんな個性的で魅力的なキャラクターが多数登場する本作では、早撃ち0.3秒の天才ガンマン次元と、車いすに乗った伝説の殺し屋アデルが、迫力溢れるガンアクションを繰り広げる。
ハードなアクションと次元の人間味をハイブリッドした本作について玉山は、「次元大介のスピンオフが映画として実写化されるという事実だけで、ルパン三世のファンの方々や『ルパン三世』シリーズを知ってくださっている方は言わずもがな期待されていると思うので、純粋に次元大介の世界観と、『ルパン三世』シリーズとはひと味違ったエンターテインメントを皆さんに楽しんでいただければそれだけで十分です」と語り、長年に渡り世界中で愛され続けてきた『ルパン三世」シリーズ最新作への想いを明かした。
社会のはみ出し者たちが築きあげた裏社会を舞台に緊迫感溢れるアクション満載の映画『次元大介』は、10月13日(金)より、Prime Videoにて世界独占配信開始。