新たな仲間たちとともに新たな“強さ”に目覚める——
映像は、「ずっと孤独だった。過去の記憶を失ってから」というキャプテン・マーベルの独白から始まる。そして、過去の記憶を失い自分が誰なのかもわからないまま惑星・ハラでエリート特殊部隊に所属する日々を過ごしていた彼女が、任務の失敗がきっかけとなり1995年のアメリカのレンタルビデオショップに落下するシーンが続く。当時アメリカ各地に実際に数多く存在した「ブロックバスタービデオ」の再現度の高さは印象的で、公開当時も一部のファンの中で大きな話題となったシーンの1つだ。
そして「キャロルおばさん」と彼女を慕う幼少期のモニカ・ランボー、モニカの母で、失ったキャロルの記憶を知るかつての親友マリア・ランボーが「あなたは誰よりも強い」と訴えかけるシーンや、強大なエネルギーにさらされたことで規格外のパワーを覚醒させた瞬間など前作『キャプテン・マーベル』(19)を思い出し胸が熱くなるシーンが詰まっている。キャプテン・マーベルのパートの最後は、幼少期のモニカに「すぐに戻ってくるよ」と言い残し、ハイタッチをする別れのシーン。
https://youtu.be/uY95PIVRfmg
続いて、大人になったモニカ・ランボーが映し出される。成長したモニカは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)で描かれたサノスの“指パッチン”の犠牲となり、5年間姿が消えてしまっていた間に最愛の母・マリアを癌で亡くしてしまっていた。
キャプテン・マーベルと今回初めて深く関わることとなる新世代ヒーロー、ミズ・マーベルの姿も。彼女はキャプテン・マーベルに憧れる“アベンジャーズ”オタクの高校生。キャプテン・マーベルのコスチュームを着て参加したコスプレコンテストで祖母が持っていたバングルをはめたところ、このバングルが特殊なパワーを秘めていたのだった…。
映像の後半には、キャプテン・マーベルから握手を求められ嬉しさを隠し切れない表情で手を握り返すミズ・マーベルと、そんな2人を満足そうに後ろから見つめるモニカの姿が映る、“チーム結成の瞬間”とも見受けられるシーンも初めて描き出されている。微笑ましいこのシーンは一見、相性抜群のチームのスタートに見えるが、これまでに解禁された予告映像などでは「チーム結成?」と問いかけるカマラに対してキャロルは「あり得ない」と一蹴していたはず…。
これまでヒーローがいない惑星を広く保護し、一人で活動している時間が長かったキャプテン・マーベル。“アベンジャーズ”の面々には、度々チームプレーが出来ていないことにやんわりと苦言を呈されていた“孤高のヒーロー”は、本当にチームを結成出来るのか!?そしてチームは果たして、どんな力を秘めているのか!?
<キャラクター紹介>
キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース
最凶最悪の敵サノスをも圧倒した、アベンジャーズ最強のヒーロー。
“ある過去”がきっかけで彼女を「破壊者」と呼び復讐を誓う謎の敵から狙われることに。かつてはアメリカ空軍のパイロットであったが事故によって全ての記憶を失った代償に得た“規格外のパワー”と“不屈の心”を持つ。キャプテン・マーベルとして覚醒して以降は、地球を離れてヒーローのいない惑星など幅広く保護している。
※主な登場作品:映画『キャプテン・マーベル』(19)、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)
ミズ・マーベル/カマラ・カーン
祖母が持つバングルで力を得た高校生ヒーロー。
アベンジャーズオタクで、中でもキャプテン・マーベルは推しのヒーロー。趣味、恋に没頭するアベンジャーズオタクの高校生で、祖母から受け継いだバングルでスーパーパワーを手に入れた新世代ヒーロー。“アベンジャーズ”の中でもキャプテン・マーベル推しで、部屋の壁にはキャプテン・マーベルのポートレートやイラストをベタベタ張り付けている。
※主な登場作品:オリジナルドラマシリーズ『ミズ・マーベル』(22)
モニカ・ランボー
ニック・フューリーが指揮する宇宙ステーションS.A.B.E.R.の敏腕エージェント。
ある事件との関わりで力を覚醒。地球を離れたキャプテン・マーベルを家族のように慕いずっと待ち続けている。キャプテン・マーベルが記憶を失う前、空軍時代の仲間であるマリア・ランボーの娘。母と同じようにキャロルが大好きだった。サノスの“指パッチン”で消えていたが復活後は政府機関S.W.O.R.D.(知覚兵器観察対応局)のエージェントとして復職している。
※主な登場作品:映画『キャプテン・マーベル』(19)、オリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』(21)
https://youtu.be/5_9KBi53cRA
『マーベルズ』は11月10日(金)より日米同時公開