ビートルズ終焉ののろしになったとも言われる、ウッドストックと並び称されるロック史を大転換させた伝説の音楽フェスティバルの“真実”を描く傑作ドキュメンタリー『リバイバル69 ~伝説のロックフェス~』が、10月6日(金)より、公開される。このたび、ロング予告と新ビジュアルが解禁となった。
伝説の音楽フェスティバルの“真実”を描く
ロックンロールの復活を謳った音楽フェスティバル<トロント・ロックンロール・フェスティバル1969>。紆余曲折の末、ロックの創始者たちだけでなく、シカゴ、ドアーズといった当時大人気の大物やアリス・クーパー、さらにはジョン・レノンまでもが急遽参戦し、新旧のロック・スターたちによる圧巻のパフォーマンスが繰り広げられた。今や“ウッドストック”とも並び称されるが、その成立をめぐってはドタバタ劇を通り越してもはやカオスだった。関係者の口から明かされるウソのような本当の話とは!?未公開のバックステージやコンサート映像とともに当事者たちが初めて語る、半世紀ぶりに届けられた必見の「お宝映像&エピソード」。情熱と偶然、危機と奇跡が織りなす笑いと涙の舞台裏が今、ついに明かされる。
新旧のロック・レジェンドが勢ぞろい!
映像では、チャック・ベリー、リトル・リチャード、ジェリー・リー・ルイス、ボ・ディドリーらロックの創始者たちが一堂に会するという意図の音楽フェスであったが、開催まで1週間になってもチケットがあまり売れず、開催者のジョン・ブラウワーは藁をも掴む気持ちで急遽ジョン・レノンとオノ・ヨーコへ打診する様子が描かれる。
当初はMCでのオファーであったが、ジョン・レノンが出演オファーと早とちりし、急遽バンドを結成することに。そのバンドメンバーがギターの神様エリック・クラプトンや後にイエスのドラマーとして活躍するアラン・ホワイト、そしてビートルズのジャケットなどをデザインし、下積み時代からの友人であったクラウス・フォアマン。なんと前日にオファーし、翌日飛行機の中で簡単なセッションをするという驚愕のエピソードが本編では詳細に語られるという。
新旧のロック・スターたちが一堂に会した<トロント・ロックンロール・フェスティバル1969>がいかに歴史的なイベントとなったのか、その過程を是非楽しんでほしい。
新ビジュアルには、「この日、ロックンロールは変貌を遂げた」とのコピーとともに、ジョン・レノンや出演アーティストが切り取られ、ジョン・レノン&プラスティック・オノ・バンドのイラストが描かれる。ビートルズらの“新世代のロック”や、フラワー・ムーヴメントによるフォークソングが大人気を博していた1969年、初期ロックンロールは死にかけていた。54年前の今日9月13日、ロックンロールは変貌を遂げた。そんな流れが変わるきっかけともなった歴史的瞬間を、是非劇場でリバイバル=追体験してほしい。
『リバイバル69 ~伝説のロックフェス~』は10月6日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ有楽町ほか全国公開