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世界三大映画祭ほか主要映画祭にて高く評価され続け、イラン政府に映画制作を禁じられながらも、圧力に屈せず映画撮影を続けるジャファル・パナヒ監督の最新作『熊は、いない』が、9月15日(金)より公開。このたび、パナヒ監督自身が演じる主人公が、村の奇妙なしきたりを聞かされる場面を切り取った本編映像が解禁となった。
“熊”とは何か?その答えは映画の中にある
本作は、「第79回ヴェネチア国際映画祭」審査員特別賞を受賞した、イランの名匠ジャファル・パナヒ監督の最新作。リモートで極秘に映画撮影をする映画監督が、撮影で訪れていた小さな村で起きたあるトラブルに、監督自身が巻き込まれていくストーリー。パナヒ自らが映画監督役として主演をつとめ、監督を軸に迷信や圧力、社会的な力関係によって妨げられる2組のカップルに起きる想像を絶する運命を描いている。事実と虚構を織り交ぜ、規律が厳しいイランだからこその隠喩がそこかしこに散りばめられた、フィクションとノンフィクションのハイブリッド作品だ。
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