今、あなたの“出会い”が狙われている
原作・脚本・監督は、代表作『ミッドナイトスワン』(20)が「第44回日本アカデミー賞」最優秀作品賞、「第23回ウディネ・ファーイースト映画祭」コンペティション部門にてゴールデン・マルベリー賞を受賞し、片山慎三とダブル監督を務めた『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』(23)では「第40回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭」ホワイト・レイヴン・アワードを受賞するなど、国内外問わず評価を高める内田英治。
主人公・輪花(りんか)役は、ダブル主演を務めたNetflixシリーズ『今際の国のアリス』シーズン2が世界での視聴時間が2億時間を突破し日本発作品の最高記録となるなど、様々な映画・ドラマで活躍する土屋太鳳、輪花とアプリでマッチングする“狂気のストーカー”永山吐夢(ながやまとむ)役を、本作が初の実写映画単独出演となる佐久間大介(Snow Man)、輪花を助けるマッチングアプリ運営会社のプログラマー 影山剛(かげやまつよし)役を金子ノブアキが演じる。
映像は、ウェディングプランナーとして奮闘する主人公・輪花(土屋太鳳)の姿を映し出しスタート。恋愛に奥手な輪花は、同僚から勧められマッチングアプリに登録。優しい笑顔の写真がアイコンの吐夢(佐久間大介)とマッチングして新たな一歩を踏み出したかに思えた。——が、この日を境に生活が一変する。待ち合わせ場所に現れたのは、プロフィールとは別人のように暗い男だった。
吐夢は、ストーカーの本性を見せ始め、鳴りやまないスマホの通知に恐怖を感じた輪花は、取引先でマッチングアプリ運営会社のプログラマー・影山(金子ノブアキ)に助けを求める。さらに、時を同じくしてアプリ婚をしたカップルを狙った連続殺人事件が発生。輪花を取り巻く人物たちの“本当の顔”が次々に明かされ、魔の手が輪花に迫る—。映像も中盤以降で雰囲気が急変し、スマートフォンに映る切り刻まれた家族の写真、悲鳴をあげる輪花の姿が収められており、スリルと緊迫感漂う映像となっている。
2種類のティザービジュアルが解禁
輪花と吐夢2ショットバージョンのビジュアルは、淡いピンク色を背景にスマートフォンの画面に表示される笑顔の輪花にはステキな恋のはじまりへの期待を感じさせるが、対象的な淡いブルーの背景に冷ややかな笑みを浮かべる吐夢からは不気味さが漂う。影山も加わった3ショットバージョンのビジュアルでは、“その顔も、プロフも、全部ウソ”という意味深なキャッチコピーとともに、陰のある表情の輪花、吐夢、影山が切り取られており、プロフィールからは見えない裏の顔を覗かせる。
現代社会にも広く普及したマッチングアプリによる“出会い”から始まる恐怖、ジェットコースターのようなノンストップの展開。今の時代だからこそ引き込まれる設定とストーリーで贈る、映画『マッチング』は2024年2月に全国公開。