火・水・土・風のエレメントの世界
火・水・土・風の4つのエレメント(元素)が、それぞれの特性を活かしユニークな生活様式で共生している「エレメント・シティ」が舞台となっている本作。これまで20年以上に渡って数々のピクサー作品に携わってきたピクサー・スタジオの重鎮ともいえるピーター・ソーン監督が、<もしも火・水・土・風のエレメントの世界があったら、どんな性格で、どんな暮らしをしているのか、どうやって触れ合う事ができるのか?>という史上最もチャレンジングな“もしもの世界”を描いている。
主人公は、アツくなりやすくて家族思いなエンバーと、涙もろくてやさしい自由な心を持つウェイド。自分の住むファイアタウンを出ることなく大好きな父の店を継ぐことを夢見て頑張っていたエンバーはある日、自分とは性質も性格も正反対なウェイドと出会い、少しずつ心を通わせていく。しかし、火と水のふたりはどれだけ仲を深めてもお互いに触ることすらできない…。そんな中ふたりの心が触れ合うとき、そこにはピクサー史上最も“ロマンティックな奇跡”が起きる。
https://youtu.be/AbM2x-tulzM
触れ合えない二人の恋が動き出す
映像は、エンバーとウェイドが触れ合えないとわかりつつも互いに歩み寄ろうとする、ロマンティックさ溢れる感動のシーン。念願の水中に咲く花“ヴィヴィステリア”を見ることができて興奮しているエンバーに、ウェイドは「すごく綺麗だった。君のあの輝きも。」と優しく声をかけ、そっと手を差し伸べる。しかしエンバーは「もし取返しのつかないことになったら?ウェイドが蒸発したり、私が消えちゃったりするかもしれないし…」と、不安な気持ちからその手をあわせることが出来ない。
そんな中でもウェイドは諦めることなく「とにかくやってみよう。悲惨なことになったら、結ばれない運命だってわかる。」とエンバーの不安を優しく包み込み、手と手を重ね合わせようとする。キラキラと輝くエレメント・シティの美しい夜景をバックに描かれるこのシーンは世界各国でも話題となっており、不安な気持ちを抑えきれない可愛らしいエンバーと、そんなエンバーを優しく受け入れようとするウェイド、ふたりの関係性に思わずキュンとすると同時に、正反対のふたりが心と心を通わせていく姿に感動する人が続出している。
本作は、米レビューサイト「Rotten Tomatoes」で、オーディエンススコア93%、CinemaScoreで最高ランクのA評価を獲得(8/2時点)。作品の高い評価により評判が評判を生み、公開された世界10か国以上で前週を大きく上回る週が続くなど、世界中で『アナと雪の女王2』公開以来のディズニー&ピクサーアニメーション史上最高のヒットを記録中だ。
『マイ・エレメント』は大ヒット公開中