君はひとりじゃない—
本作の主人公エリオは、いつもひとりぼっち。親の期待に応えようと参加したキャンプにも馴染めずにいた。ある日、母との電話が傍受され、はるか彼方の銀河系からリーダーが集まる《宇宙サミット》にうっかり手違いで転送されてしまう——。
特報映像では、人類の夢である宇宙との交信を試みようとする研究者の母オルガが宇宙からのメッセージの受信に成功し、「リーダーをつれてこい」と宇宙からの呼び出しメッセージを受け取るシーンから始まる。まさにその時、偶然にも母に電話をかけてきた何も知らないエリオは、「オーケー、わかった。」と返事をしてしまい、その直後に宇宙へ転送されてしまう。転送された先は、地球では想像もつかないような煌びやかで幻想的な世界と個性的で風変わりなエイリアンのリーダーたちが集まる《宇宙サミット》。
うっかり“地球のリーダー”に間違われてしまったエリオは、勇気を振り絞ってリーダーを演じきることを決める—。ひとりぼっちの少年エリオが地球を飛び越えて宇宙の仲間たちと出逢い、絆をつなぎ、自らも成長していく姿を描く感動作だ。
監督は“ピクサーの秘密兵器”
監督は、《カラフルな死者の国》に迷い込んだ少年ミゲルの視点から“家族との絆”をユーモラスでありながらもドラマチックに描き、「第45回アニー賞」11部門、「第75回ゴールデングローブ賞」アニメーション映画賞、「第90回アカデミー賞」長編アニメーション賞/主題歌賞を受賞した『リメンバー・ミー』(17)で脚本・共同監督を務めたエイドリアン・モリーナ。
モリーナがストーリーアーティストを務め、「第83回アカデミー賞」長編アニメーション賞/主題歌賞を受賞した『トイ・ストーリー3』(10)で監督を務めた涙腺崩壊の請負人でもあるリー・アンクリッチ監督は、「長年ピクサーの秘密兵器として活躍してきた彼(エイドリアン・モリーナ)が、ついにスポットライトを浴びるときが来た。非常に誇りに思う」と太鼓判を押すコメントを寄せている。
イマジネーション溢れるピクサー作品の中でも、物語への圧倒的な共感と、何度観ても号泣を誘う深い感動体験でファンを魅了してきたエイドリアン・モリーナ監督が満を持して世界へ贈る最新作。2024年、ディズニー&ピクサーの秘密兵器は驚きと感動で全世界を魅了する。
『星つなぎのエリオ』は2024年春、全国劇場公開