日本発の“変形ロボット玩具”が、アニメシリーズとなって人気を拡大。2007年にはスティーヴン・スピルバーグ製作、マイケル・ベイ監督によって実写超大作となった『トランスフォーマー』。その後、スピンオフともいえる『バンブルビー』(2019年)も含めてシリーズ6本が製作されたが、2023年、満を持しての再始動作が『トランスフォーマー/ビースト覚醒』だ。
これまで車や飛行機からロボットへとトランスフォームするキャラが大活躍してきた、このシリーズ。今回はゴリラやチーター、サイといった動物たちがトランスフォームする<ビースト>が初登場する。1990年代に人気を博したアニメシリーズ『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ』の要素が、初めてこの実写シリーズに加わったのだ。
あらゆる星を食べ尽くす最大の敵<ユニクロン>に対し、オプティマスプライム、バンブルビーといったおなじみの<オートボット>、そしてビーストの種族<マクシマル>、さらに人間たちが激闘を繰り広げるこの最新作。監督やプロデューサー、キャストたちに、どんな思いで挑んだのかをインタビューした。