三池崇史監督最新作『初恋』がカンヌ映画祭「監督週間」に選出!
言わずもがな、三池監督は世界各国の映画祭の常連。2003年にはVシネマで始めてカンヌ映画祭出品という快挙を成し遂げ、この『初恋』が2年ぶり7回目の選出となる。より個性的な監督にスポットを当てる「監督週間」には4年ぶり3回目の選出だ。
そんな三池監督が今回挑んだのは、原作のないオリジナル作品。稀有な才能を持つプロボクサー・葛城レオ(窪田正孝)が格下のボクサー相手にKO負けを喫し、人生の歯車が一気に狂ったことから物騒なアンダーグラウンド世界に巻き込まれていく濃密な一晩が描かれるという。
三池監督と窪田のタッグはドラマ『ケータイ捜査官7』(2008~2009年)以来、約10年ぶりとのこと。俳優のポテンシャルを引き出す三池と幅広い演技力で知られる窪田が一体どんなケミストリーを起こすのか? 非常に楽しみだ。
三池崇史監督 コメント
初めて撮ったラブストーリーがカンヌに選ばれた。幸せです。バイオレンスよ、さらば!!
窪田正孝 コメント
『ケータイ捜査官7』のオーディションで三池監督と初対面してから約10年が経ちます。現場で監督が演出する1カット1カットがとにかく面白くて、その魅力に、その空間にしがみついて役を生きていたいと当時感じたのを思い出しました。再び、三池ワールドに帰ってくる機会をもらえて本当にうれしかったです。挑戦してみたかったボクサー役。もう一度、面と向かって監督とセッションできたのは本当に幸せな時間でした。今作がカンヌ映画祭「監督週間」にも選出され、三池さんにまた新しい世界を魅せてもらえた気がします。本当に底知れない人間的魅力、チカラ、器が三池監督にはあるのだと思います。話してると普通の大阪のオッサンなのに(笑)。 映画『初恋』ぜひ、よろしくお願い致します。
カンヌ映画祭スペシャル2019
<日本オフィシャル・ブロードキャスター>CS映画専門チャンネル ムービープラスにて
2019年5月25日(土)カンヌ映画祭授賞式 日本独占生中継ほか、受賞作&関連作計6作品放送