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サメ映画をヤケクソ・レコメンド!! これだけは観て欲しい アサイラム社の最新作からあの名作まで紹介 @東京コミコン2020

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ライター:#BANGER!!! 編集部
サメ映画をヤケクソ・レコメンド!! これだけは観て欲しい アサイラム社の最新作からあの名作まで紹介 @東京コミコン2020
「サメ映画講座 in 東京コミコン2020」~初めてでも安心!サメ映画のフカ~い沼~ 中野ダンキチ(左)、知的風ハット(右)

「サメ映画講座 in 東京コミコン2020」

3日間にわたってオンライン開催された「東京コミコン2020」には、BANGER!!!的に絶対に外せないプログラムが他にもあった。そう、サメ映画学会顧問・サメンテーターこと中野ダンキチと、BANGER!!!で唯一無二の作品レビューを執筆していただいているサメ映画ライター・知的風ハットによる「サメ映画講座 in 東京コミコン2020」だ!

「サメ映画講座 in 東京コミコン2020」~初めてでも安心!サメ映画のフカ~い沼~ 中野ダンキチ

この講座(?)では、良し悪しは別として長年ぶっ飛び映画をハイペースで量産している映画製作会社・アサイラムの新作『ホワイトシャーク 海底の白い死神』(2020年)を中心に、サメ映画の“サメやらぬ魅力”を語り尽くすというもの。そして講座当日、一部のファンにとっては爆(失)笑必至、そのほか大半の映画ファンにとってもアサイラム作品への扉を開くであろう、非常にマニアックかつ充実した内容となった。

https://www.youtube.com/watch?v=zF6LLs7-g3s

まずはサメ映画初心者向けとして、知的風ハット氏が不朽の名作『JAWS/ジョーズ』(1975年)を紹介。後に作られたサメ映画はほとんどが『JAWS/ジョーズ』を下敷きにしている(もしくは必死に遠ざかろうとしている)という、まさにサメ映画の金字塔だ。そんな名作に続いてオススメされたのが、海洋パニック『ディープブルー』(1999年)と『ロスト・バケーション』(2016年)という、どちらも極限シチェーションを活かしたアイデアの光る新旧の名作である。

『ジョーズ』 Blu-ray:1,886円+税/DVD:1,429円+税 発売中 発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント ※2018年11月の情報です。

イロモノ好きにオススメ! アサイラム謹製ぶっ飛びサメ映画の数々をレコメンド

また、ゲテモノ食い志望の初心者に向けて『シャーク・アタック!!』(2011年)を紹介した知的風ハット氏。バカバカしさを極めたような内容ではあるものの、不思議と飽きない作りになっているので、イロモノ初心者でも安心(?)して挑戦していただきたい。

「サメ映画講座 in 東京コミコン2020」~初めてでも安心!サメ映画のフカ~い沼~ 知的風ハット

いっぽう中野ダンキチ氏が初心者向けのイロモノとして紹介したのは、サメ映画ブームのきっかけを作った記念すべき作品『シャークネード』(2013年)。奇跡的に大ヒットを記録した本作は後に6作まで続編が製作される人気シリーズとなり、世界中にサメ映画の枠を大きく拡げつつ超バカっぽい……もとい、気軽に観られるエンタメというイメージも植え付けた。

『シャークネード』
発売中
税抜価格:¥4,800
発売:アルバトロス株式会社

続いてダンキチ氏は、続編毎にサメの頭が増えていくという異形のサメ・シリーズの最新作『シックスヘッド・ジョーズ』(2018年)を紹介。「ムチャ設定でも笑えりゃいいんだよ!」というアサイラム魂を体現するような作品であり、衝撃的な多頭サメのビジュアルは一瞬思考が停止するほどのインパクトだ。

『シックスヘッド・ジョーズ』© 2018 TAUT PRODUCTIONS, LLC. All Rights Reserved.

ちなみに同講座では、ここでやっとアサイラムという会社について紹介。両者のマシンガン・サメ・トークにポカーンとしていたであろう良識ある映画ファンたちに、アサイラムの狂いっぷりを超ざっくり解説した。

「サメ映画講座 in 東京コミコン2020」~初めてでも安心!サメ映画のフカ~い沼~ 中野ダンキチ

そんなアサイラムによる期待の最新サメ映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』の紹介に続いて、なんとアサイラムのCEOであるデヴィッド・マイケル・ラット氏からコメントが到着!

コロナ禍の自宅から届けられたコメント動画は、“ロックダウン中に翻訳アプリを開発した”というムダに凝った設定のせいで、娘さんまで引っ張り出したのに言いたいことが全く伝わらないというアサイラムらしい逸品であった。動画はスカパーのサイトで閲覧できる。

(左から)アサイラム社 COO ポール・ベールズ、CEO デヴィッド・マイケル・ラット

サメ映画以外の新作と今後リリースが予定されている作品をラット氏のコメント付きで紹介。どれも明らかに『トップ◯ン』や『モン◯ン』など今後公開予定の大作に早々に便乗したシロモノだが、コロナ禍による撮影/公開遅延のせいなのか、本家よりも先にリリースされるという雑な奇跡が起こっているところなども実にアサイラムらしいと言えるだろう。

というわけで“サメ映画沼”に足を踏み込んだばかりの人も、すでにどっぷり浸かっている人も楽しめる内容となった同講座。ステージの様子は「東京コミコン2020」特設サイトで2020年12月13日23時59時までアーカイブ配信もされるので、ぜひ安心してサメ映画の沼にハマっていただきたい。

2020年はサメで締めくくろう!「真冬のサメフェス」で『ホワイトシャーク』日本初放送

なおCS映画専門チャンネル ムービープラスでも「真冬のサメフェス」と題して『ホワイトシャーク 海底の白い死神』が日本初放送されるぞ!

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