2020年4月10日にめでたく68歳を迎えるセガール先生。昨年「平成最期のセガール誕生祭」を特集放送したCS映画専門チャンネル ムービープラスでは、今年も『沈黙の終焉』(2018年)、『沈黙の要塞』(1994年)をはじめとした『沈黙』シリーズ9作品を特集放送する。そしてなんと令和初の先生の誕生祭を盛り上げるべく、特集のテーマソング「沈黙のEXPLOSION」を製作したとのこと! アッパーなラップを歌い上げるのは、映画好きで知られるIMALUさん。
今回、レコーディングに臨んだIMALUさんに単独インタビューを敢行した!
IMALUが作詞も担当!『沈黙』シリーズのタイトルがヒントに?
―今回IMALUさんには、ムービープラスの「特集:セガール誕生祭2020」の特集テーマソングとして、オリジナルの「沈黙のEXPLOSION」を制作していただきました。とても素敵なテーマソングに仕上がりましたね!
ありがとうございます! 初めての経験だったんですが、俳優特集のテーマソングを作るなんて、こんな機会はなかなかないと思ったので、とても良い経験をさせていただきました。
―音楽プロデューサー/作曲家のジェフ・ミヤハラさんと一緒に制作された「沈黙のEXPLOSION」の仕上がりはいかがですか?
最初にジェフさんからトラックを聴かせていただいたとき、まさにエクスプロージョン! 爆発!! という感じのエネルギッシュで派手だなあ~と思って(笑)。スティーヴン・セガールさんの映画の世界観ともピッタリ合っていましたね。今回は私がメロディーに合わせて歌詞を書いたんですが、あまりにも曲が良すぎて「大丈夫かな? 書けるかな?」というプレッシャーもありました。
―アッパーな曲調にピッタリな歌詞になっていると思います! 作詞で苦労されたポイントは?
セガールさんについては、素晴らしいアクション俳優さんで、とても親日家ということは知っていたんですが、さすがに全ての作品を観ていたわけではなくて。でも今回のコラボレーションを機に、主演作品を改めて鑑賞しました。やっぱり「沈黙」シリーズがすごく印象的だったので、セガールさん自身のキャラクターやイメージと併せて歌詞・テーマソングに落とし込みたいな、というのがひとつのポイントでしたね。
あとはジェフさんとの打ち合わせでも、ちょっとパロディ感があるというか、あまりシリアスにならないように、とにかく楽しい曲を作ろうと話していたんです。だから、もちろんカッコいい曲ではあるんですが、それよりも楽しさや盛り上がり、ちょっとフザケている感じを目指しました。セガールさん自身、アクションスターでありながらユニークな面もあって、コアなファンがついていますよね。そして、やっぱり彼の強みはアクションだと思うので、そういったイメージを表現できたらいいなと。
「若い世代の人たちがセガール作品に触れるきっかけになったら嬉しい!」
―ジェフさんとのレコーディングはいかがでしたか?
今回はじめてご一緒させていただいたんですが、打ち合わせとプリプロを合わせてまだ3回しかお会いしていないのに、もう昔から知っていたみたいに打ち解けて(笑)。ジェフさんはいつもハキハキしていて、作業がすごく速いんですよ。レコーディングもパパパッと進めてくださるので一緒にやりやすくて、楽しくスピーディーにできました。
―こんなにノリノリのレコーディングは初めてですか?
そうですね(笑)、もちろんアーティストさんによってはたくさん時間をかける方もいらっしゃるとは思うんですが、私たちは今回“とにかく楽しんでやる”っていうところがメインだったので。そういう部分でもジェフさんとはすごく意気投合して、いい空気感の中でレコーディングできたと思いますね。
―ラップは初挑戦とのことですが、いかがでしたか?
以前、音楽活動をしていたときに歌詞は書いていたんですが、ラップをするのは初めてだったので、私にできるかな? ってすごく不安でした。でも、だんだんどう韻を踏むかとか、パズルのように作っていく感じが、すごく楽しかったですね。ラップの歌詞をきちんと勉強したくなりました!
―どんなシチュエーションで聴くのがオススメですか?
映画好きの方はもちろん、かなりキャッチーな曲なので、TikTokとかSNSの動画にも使ってほしいですね(笑)。みんなで振り付けを作って踊りたいな~なんて思いました。あとは、ストレス発散したいときにもピッタリの曲だと思います!
―今回のコラボはとても貴重だと思いますが、この機会に映画を観ていただいて、今回のテーマソングも楽しんでいただけたら最高ですよね。
私より若い世代の人たちにも、この曲をきっかけにセガール作品に触れてもらえたら嬉しいです!
「セガール作品を観て、大ボリュームでコラボ曲を聴いてエクスプロージョンしてほしい!」
―『沈黙』シリーズのなかでもIMALUさんが特に気になる作品は?
『沈黙の要塞』(1994年)は有名ですよね。『沈黙の達人』(2018年)は観てないかも……(笑)。「沈黙のEXPLOSION」の歌詞にはセガール作品にも出てくるキーワードが散りばめられているんですが、数えたら全部で8個あったんです。なので、そこにも注目しながら聴いていただきたいですね。
―セガールさんにはどんなイメージを持っていますか?
とにかく身体が大きくて、男性ファンが多いイメージですね。今回、私の周りのアクション映画好きな子にセガールさんのことを聞いて、アドバイスを貰ったりもしました。合気道や日本の柔術に精通されているイメージがあったんですが、あんなに日本語がペラペラで、しかも関西弁だとは知らなかったです! 音声だけ聞いて「誰が喋ってるんだろう?」って思ったら……かなり衝撃的でしたね。(※セガールは10代の頃から10年以上大阪に住んでいた)
―セガールのように“無敵のオジサン”が出てくる映画はお好きですか?
そういう映画って、なんだかんだ絶対に面白いんですよね。派手で楽しいし、たまに「嘘でしょ?」みたいなシーンがあって笑えたり、ツッコみながら観るっていう面白さもありますよね。友達とダラダラしながら、テレビで観たい感じですね。
―IMALUさんは映画好きとしても知られていますが、いま注目している映画は?
マーベル映画が好きなので、ブラック・ウィドウの単独新作(『ブラック・ウィドウ』:公開日未定)が楽しみです。あと『クワイエット・プレイス』(2018年)の続編(『クワイエット・プレイス PARTII』)も、1作目がすごく面白かったので期待していて、友達と観に行こうって約束しています!
―最後に「特集:セガール誕生祭2020」と「沈黙のEXPLOSION」についてメッセージをお願いします。
セガールさんをテーマにした「沈黙のEXPLOSION」を作りました。「特集:セガール誕生祭2020」で映画を観て、大きなボリュームで聴いて、エクスプロージョン! 爆発! 発散! して、楽しんで頂けると嬉しいです。よろしくお願いします!
「沈黙のEXPLOSION」
皆さん おおきに ほなさいなら
ポニーテール オリジナルBaller
要塞 勝敗 意味ない
ブラックベルト Still wanna get it?Knife, Gun, Jiujitsu and run
1,2 セットでブーン
暴走特急ぎみでも許してね もうノリノリだね激戦の続きはもう 止められない
no end of a gun
標的は一撃で
So baby get ready I’m here for the
EXPLOSION! Get up Get up
Ain’t No Time for Looking Back
Get up Get up 沈黙で戦え
EXPLOSION x 3すまへん おおきに I do my own show
合気道でmove そっちはどう?
ミシガン レペゼン here we go
マーシャルアーツ 達人でしょKnife, Gun, Jiujitsu and run
1,2 でみんながブーン
暴走特急ぎみでも許してね 敵が絶えないね激戦の続きはもう 止められない
no end of a gun
標的は電撃で
So baby Get ready I’m here for the
EXPLOSION! Get up Get up
Ain’t No Time for Looking Back
Get up Get up 沈黙で戦え
EXPLOSION x 3
『沈黙の鉄拳』などスティーヴン・セガール出演計4作品を特集する「特集:セガール誕生祭2022」は、CS映画専門チャンネル ムービープラスで2022年4月放送