超豪華なゲスト陣にファン絶叫! 大盛り上がりのオープニングセレモニー
今年も「東京コミコン」が行われる幕張メッセの前には、開場の数時間前から長蛇の列が。そして、予定より早く11時30分にゲートがオープンするや、熱心なファンたちが会場内のメインステージへと詰めかけた!
セレモニーの司会を務めるよしもとアメコミリーグと「東京コミコン」アンバサダー・中川翔子がバラーラデーヴァ王ことラーナー・ダッグバーティを呼び込んだ。マヒシュマティ国民にはお馴染みの“あの曲”とともに登場したラーナーさんは、すさまじい歓声の中、自己紹介に続いて「今日この場に参加できることは本当に光栄です。ありがとうございます」と控えめに挨拶した。
続いて『ハリー・ポッター』シリーズの“ウィーズリー家の双子”こと、ジェームズ&オリバーのフェルプス兄弟が登場! 少しトボケた役柄とは対照的な、超スラッとした長身のイケメンツインズだ。
そして『ロボコップ』や『裸のランチ』の名優ピーター・ウェラーも登壇。年齢を感じさせない華やかな佇まい(超元気!)に、往年の映画ファンは感涙モノだったのでは?
そんな大先輩よりも数倍ド派手な出で立ちで現れたのは、今もっとも期待される若手俳優の一人であり、絶賛公開中『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』でも重要なキャラクターを演じているエズラ・ミラー! 性別を超えた中性的な魅力と、いたずらっ子のようにお茶目な振る舞いで、ステージはぐっと華やかな雰囲気に。
さらにダメ押しとばかりに、トム・ヒドルストンが登場! イケメン波状攻撃のおかげで一部のファンから発狂したかのような凄まじい歓声が聞こえてきたが、さすがトムヒはいつもどおりのトムヒである。ことさら目立とうとせずお決まりの挨拶だけ済ませると、ただただファンに向けて満面の笑顔で手を振る……その姿があまりにも完璧すぎて、もしかしてロキが我々を騙そうとトムヒに化けているのでは? と妙な妄想をしてしまうほどだった。
ちなみに最後に呼び込まれたのは、日本を代表する漫画家・松本零士! 世界の俳優たちと漫画界の巨匠がついに(?)邂逅したわけだが、トムヒ&エズラと並ぶ絵面はすさまじいインパクトなので、ぜひ写真をご覧になっていただきたい。
まるで「こんな奇跡が実現してしまう場所、それがコミコンなのだ!」と強引に答えを突きつけられたかのような、かけがえのない瞬間であった。
多彩なブースからコミックアーティスト、コスプレイヤーまで大集合!
入場してもっとも目につく場所に、先日95歳で亡くなったアメコミ界の巨匠、スタン・リー氏の追悼コーナーが設けられている。アメコミファンならば氏を追悼するためだけにでもコミコンへ行きたくなるであろう、大きな愛と感謝にあふれたモニュメントが印象的だった。
……さて、ここから先はアレコレ説明するよりも、とにかく会場内の様子をご覧いただこう。撮影を切り上げたのはお昼過ぎだが、その後さらに参加者が増え、まさに“お祭り”状態になっていたぞ!