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香港映画史に新たな歴史を刻む話題作!
香港映画史上歴代NO.1大ヒットを記録した『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』が、1月17日(金)より全国公開。第77回カンヌ国際映画祭での初上映時に熱狂的な拍手を浴び、第97回アカデミー賞国際長編映画賞では香港代表に選出されている超・話題作です。
無法地帯で繰り広げられる壮絶バトル×熱い人情物語
80年代、香港へ密入国した若者、陳洛軍(チャン・ロッグワン)。黒社会の掟に逆らったことで組織に追われる身となった彼は、運命に導かれるように「九龍城砦(きゅうりゅうじょうさい)」へ逃げ込む。そこで住民たちに受け入れられ、絆を深めながら仲間と出会い、友情を育んでいく陳洛軍。やがて、九龍城砦を巻き込んだ争いが激化する中、彼らはそれぞれの信念を胸に、命を懸けた最後の戦いに挑む――。
レイモンド・ラム演じる陳洛軍が逃げ込んだ、混沌とした九龍城砦内での格闘シーンは大げさでなく呼吸を忘れるほどのスピード感~大迫力で、冒頭から目が離せません。心拍数が上がりまくりのバチバチなバトルを経て、城砦内での忙しい生活に馴染んでいく陳洛軍。そんな序盤で重要な転機となるのが、ルイス・クー演じる龍捲風(ロンギュンフォン)から「叉焼飯」を振る舞われるシーンです。
九龍城砦の名物!? 絶品「叉焼飯」
重労働をしているのに、砂糖と小麦粉で作った安価な「光酥餅」ばかり食べている陳洛軍。そんな彼を見かねてか、龍捲風は“城砦名物”だという叉焼飯を奢ってやると言い食堂へ連れて行きます。身元も知れぬ人々が文字通り肩を寄せ合って暮らしている九龍城砦。その“すべて”に関わっていると言われる龍捲風が「絶品だぞ」と言うだけあって、陳洛軍もその美味しさに魅了されてガツガツとかきこむのでした。
じっくり漬け込まれ、甘辛いタレの照りで覆われたぶ厚い豚肉は、見るからに美味しそう……。ということで今回は、香港に本店を構える「喜記(ヘイゲイ)」の日本1号店「喜記 銀座店」料理長・山﨑浩一氏の監修による、「香港蜜がけ叉焼飯」のレシピをご紹介します。
▼材料(4枚分)
とんかつ用 豚ロース肉:4枚分(1枚200g 肉厚2センチ程)
【漬けダレ】
塩 ・・・ 30g
グラニュー糖 ・・・ 175g
鶏ガラスープの素 ・・・ 10g
濃口醤油 ・・・ 50g
オイスターソース ・・・ 30g
甜面醤 ・・・ 40g
五香粉 ・・・ 2g
玉ねぎ(みじん切り) ・・・ 40g(1/2個)
にんにくチューブ ・・・ 2cm
ごま油 ・・・ 10g
全卵 ・・・ 1個
【仕上げ用】
はちみつ ・・・ 適量
▼作り方
- 【漬けダレ】の食材を全てボールに入れ、混ぜ合わせる。
- 筋切りした肉に【漬けダレ】をまとわせ、冷蔵庫に2時間置く。
※肉の厚さにより漬け時間は調整。漬ける時間が長いと水分が飛んでしまいジューシーさが損なわれます。 - クッキングシートを敷いたフライパンで、弱火で両面5分程度火が通るまで焼く。
※漬けダレにより焦げやすいので、火力調整に注意。
▼仕上げ
- 炊き立てのご飯を丼に盛り付け、焼きあがったチャーシューを盛り付ける。
- 最後にはちみつを適量かけて完成。
★レシピ監修:「喜記(ヘイゲイ)銀座店」料理長・山﨑浩一
『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』は2025年1月17日(金)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』
九龍城砦(きゅうりゅうじょうさい)――かつて無数の黒社会が野望を燃やし、覇権を争っていた。
80年代、香港へ密入国した若者、陳洛軍(チャン・ロッグワン)は、黒社会の掟に逆らったことで組織に追われ、運命に導かれるように九龍城砦へ逃げ込む。そこで住民たちに受け入れられ、絆を深めながら仲間と出会い、友情を育んでいく。やがて、九龍城砦を巻き込んだ争いが激化する中、陳洛軍たちはそれぞれの信念を胸に、命を懸けた最後の戦いに挑む――。
制作年: | 2024 |
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2025年1月17日(金)より新宿バルト9ほか全国ロードショー