• BANGER!!! トップ
  • >
  • 映画
  • >
  • 「人喰い山」「死亡事故多発」なぜ冬登山は危険なのか?「雪山からの生還劇」描くドキュメンタリー映画

「人喰い山」「死亡事故多発」なぜ冬登山は危険なのか?「雪山からの生還劇」描くドキュメンタリー映画

  • Twitter
  • LINE
  • Facebook
ライター:#BANGER!!! 編集部
「人喰い山」「死亡事故多発」なぜ冬登山は危険なのか?「雪山からの生還劇」描くドキュメンタリー映画
『運命を分けたザイル』©FilmFour Limited and Film Council MMIII
1 2

過酷な雪山からの生還劇をドキュメンタリー映画化!

「人喰い山」として世界的に有名な谷川岳や、難易度No.1の剱岳などはもちろん、標高599メートルながら日本一遭難者が多い高尾山など、規模にかかわらず基本的に登山は危険なもの。その危険性を記録し世界的ベストセラーとなったノンフィクション文学が「死のクレバス アンデス氷壁の遭難」( J.シンプソン著)だ。

そして、そんな同作を映像化したのが『運命を分けたザイル』(2003年)。過酷な雪山からの生還劇を当事者のインタビューを交えて描くドキュメンタリードラマである。

運命を分けたザイル

PrimeVideo『運命を分けたザイル』©FilmFour Limited and Film Council MMIII

1985年、アンデス山脈シウラ・グランデ峰。若き登山家ジョーとサイモンは前人未到の西壁を制覇するが、下山途中、標高6400メートルでジョーが滑落して片足を骨折。サイモンは互いの体をザイルで結んで救出を試みるが、バランスを崩したジョーが氷の絶壁で宙吊りになってしまう――。

公開当時、本国イギリスではドキュメンタリー映画の興行収入記録を塗り替えた本作。登山未経験者にも過酷すぎる状況であることが分かる本作を観て、まだまだ雪が残る2025年春~初夏の登山に向けて気を引き締めよう。

『運命を分けたザイル』はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2025年1月放送

1 2
Share On
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook