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「なぜかジャッキー・チェン未体験」の映画愛好家が最新作『ライド・オン』を観た！ジャッキーもきっとサムズアップなフレッシュ所感
なぜ私はジャッキー映画を観てこなかったのか……
私は現在、映画愛好家として映画を紹介するYouTubeチャンネル「ゆっこロードショー」を運営し、これまでに1000本以上の映画を紹介してきました。紹介してきた映画は心を揺さぶるヒューマンドラマから背筋が凍るホラー映画まで、そのジャンルは多岐にわたります。しかし、広範な映画鑑賞歴の中で、なぜか私は一度もジャッキー・チェンの映画を観たことがなかったのです。
「ゆっこロードショー」をご視聴いただいている映画愛好家の年齢層で一番多いのは50代から60代の男性ですが、“ジャッキー映画未体験”を告白すると、まるで世界の終わりを聞いたかのように皆さん目を見開かれます。私は「え、本当に!?」と驚かれるたびに、情けない気持ちでいっぱいになっていました。
とはいえアクション映画自体を避けてきたわけではありません。人気シリーズでいえば『インディ・ジョーンズ』や『ミッション：インポッシブル』、『ジョン・ウィック』『イコライザー』、今年新作が公開される『バッドボーイズ』などは全作品鑑賞し、面白すぎて何度も鑑賞した作品もあります。ところが、なぜかジャッキー・チェンだけは未踏の地となっていた。つまり“カンフー映画”をほとんど通ってこなかったわけです。
集大成にして最新作『ライド・オン』から始めるジャッキー詣で
ジャッキー・チェンについて調べてみると、なんと今年で70歳、そしてデビューから50周年。そんな超ベテラン名優の最新作『ライド・オン』が、5月31日（金）から全国公開されるというではありませんか。しかも、この記念すべき集大成作を、映画紹介インフルエンサーとして一足お先に鑑賞する機会を頂きました。
『ライド・オン』© 2023 BEIJING ALIBABA PICTURES CULTURE CO., LTD.,BEIJING HAIRUN PICRURES CO.,LTD. © 2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.
なぜジャッキー映画を一度も鑑賞をしたことがない私が、いきなり最新作からトライするに至ったのか？ それは、年間何百本も観るほど映画好きなのに、なぜかジャッキー映画だけは通っていない……という私のような人が意外と多いのでは、と考えたからです。
ということで、最新作『ライド・オン』は一体どんな物語なのか、そして“未ジャッキー者”だった私がどう感じたのか、ここからは率直な感想を記していきたいと思います。
『ライド・オン』© 2023 BEIJING ALIBABA PICTURES CULTURE CO., LTD.,BEIJING HAIRUN PICRURES CO.,LTD. © 2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.
ギャラリー
『ライド・オン』
香港映画界伝説のスタントマンと言われたルオ・ジーロン（ジャッキー・チェン）はケガをきっかけに第一線を退き、現在は借金取りに追われながら中国の撮影所に住み込み、愛馬・赤兎（「チートゥ」）とエキストラなどの地味な仕事をこなす日々を送っていた。
ある日、チートゥの元持ち主であった友人ワン（レイ・ロイ）の債務トラブルが原因で、チートゥが借金の肩の一部として連れ去られる危機に。困ったルオは疎遠になっていた一人娘のシャオバオ（リウ・ハオツン）を頼る事にする。法学部の学生であるシャオバオは、恋人の新米弁護士ナイホァ（グオ・チーリン）を紹介。だがシャオバオは、スタントに入れ込むあまり母と離婚した父を受け入れられずにいた。
チートゥに惚れ込んだ大企業の総裁で馬好きのホー（ユー・ロングァン）が、チートゥを買い取りたいと申し出るがルオは請け合わない。昔ながらの体を張った危険なスタントに固執する父の姿に反発したシャオバオとも溝ができてしまう。結局は裁判で負け、チートゥをホーに譲る事になったルオ。シャオバオルオ。シャオバオは、仕事に命がけで挑むことで家族に愛を伝えようとする不器用な父の為に愛馬を返して欲しいとホーに懇願するが……。
監督・脚本：ラリー・ヤン
出演：ジャッキー・チェン リウ・ハオツン グオ・チーリン ユー・ロングァン アンディ・オン ジョイ・ヨン ユー・アイレイ シー・シンユー レイ・ロイ ウー・ジン
| 制作年： | 2023 |
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2024年5月31日（金）より全国ロードショー