2024年は「ドラゴン」の年!
2024年は辰年。そう、つまりドラゴンの年! もう放送するしかねえじゃん、カンフー映画を‼
そんな理由があったのかはサッパリだが、CS映画専門チャンネル ムービープラスさんでカンフー映画11作品を24時間流しまくる特集「24時間 カンフーアクション」が2月に放送される。ブルース・リー師父、ドニーさん、ジャッキー、サモ・ハン、ジェット・リー……“龍の系譜”をビシバシと感じさせてくれるメンツだ。まさにガード不可の主演映画11連コンボである。
https://www.youtube.com/watch?v=_4IZZbHvEzc
その中でも、個人的に目を引いた作品がジェット・リーの『ヒットマン』(1998年)だ。他の作品は分からないでもない。だが、なぜに『ヒットマン』!? 絶妙すぎるぜ! チョイスが‼ と思わず唸ってしまった。
イケイケだった90年代ジェット・リー主演作『ヒットマン』
『少林寺』シリーズ(1982年ほか)や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズ(1991年ほか)で飛ぶ鳥を無影脚で叩き落とす勢いだった、リー・リンチェイことジェット・リー。そんな彼が返還された香港からハリウッドへ飛び立つ前に製作されたのが、今回の特集のラインナップに含まれた『ヒットマン』だ。
この『ヒットマン』だが、地元のレンタル屋に2本だけ新作VHSが貸し出しされていたのを記憶している。あの時、レンタルが開始されたと知るや否や「ジェットの新作じゃん! 見よう‼」とチャリの人生最速ラップ(推定)を放課後に叩き出した思い出が個人的にはあるのだが、まさか、その『ヒットマン』がカンフー映画特集で取り上げられるなんて……。なんつーか人間、長生きはするもんですね! あと必死にチャリを漕いだ甲斐があったってもんだ、当時‼
とはいえ、あんまりファンから語られない……ていうか、かくいう俺も今の今まで鑑賞した経験をすっかりド忘れしていた作品なのだが、今回の特集放送を機にジェット・リー主演『ヒットマン』について改めて語りたい。