「リアル“デスゲーム”みたいな環境に…」
―まず、福士蒼汰さん演じるユウトというキャラクターについて教えてください。
コンピューターに精通しているユウトは、その技術で大金を稼ぎ、稼いだら休む、といったライフスタイルのキャラクター。そのためにはブラックなものからホワイトな仕事まで厭わず引き受ける。品行方正ではありませんが、ライトで明るい性格。オンラインのサバイバルゲーム好きな一面があるのですが、リアル“デスゲーム”みたいな環境に放り込まれて……という設定を、ホルヘ・ドラド監督と話し合って作りました。
―ユウトのPCの周りには、アニメのフィギュアが飾られ、スクリーンセーバーもそのキャラクター。ユウトはアニメ好きという設定でもありますね。
“日本人はコンピューターが得意でアニメが好き”という、世界から見た日本のイメージが表れているのかもしれません。
「このポジションを山下智久さんから継続できてよかった」
―Season1で脚本家の方々は、国際的なキャラクターたちを学生時代の友人らをモデルに書いたと聞きました。今回の脚本家の方の中にもユウトみたいな友人がいたのかもしれませんね。それ以上にこのシリーズでは、前時代的な表現で恐縮ですが、いわゆる“イケメン枠”に日本人俳優がキャスティングされることに意外性を感じてしまいました。古い例ですが、日本人は『ティファニーで朝食を』のユニオシのように描かれるイメージがありましたから。
たった一人の日本人役を演じることができて光栄でした。このポジションをSeason1の山下智久さんから継続できてよかったです。
―そんな山下さんとは、どんなお話をされましたか?
山下さんからは「いい監督、いいプロデューサーさんなので、安心して飛び込んでいいと思う」とアドバイスをいただき、撮影のお話もいろいろとうかがいました。僕はSeason1の配信当時、山下さんにとっての初の海外作品だと知って「日本人1人で頑張っている。すごいなぁ、いいなぁ」と、視聴者として夢中で観ていました。まさか2年後に自分が出演することになるとは思いもしませんでした。
Huluオリジナル『THE HEAD』Season2
近くの陸から約2,700km離れた南太平洋の上を航行する巨大な船・アレクサンドリア号。それは巨大貨物船を装った<秘密研究基地>だった。
天才生物学者であるアーサーと彼が率いる優秀な科学チームは気候変動から地球を救う調査の末、カギとなる藻類の発見に成功し歓喜に沸いていた。しかし翌朝、事態は一変。共同研究員のひとりが、首<THE HEAD>の無い死体として見つかった。アーサーにとって、それは2年前の南極での惨劇と、もう一人の生存者“マギー”の存在を思い出すものだった。
次々と起こる不可解な出来事と増えていく犠牲者に疑心暗鬼になっていく彼らは、次第にお互いを疑い、犯人探しを始める。気候変動から人類を救うという崇高な目的の裏に隠された、それぞれの欲望や野心、そして因縁が徐々に浮かび上がっていき――?
南極で終結したかに見えた惨劇が再び繰り返されるのは、誰かが世紀の新発見を盗もうとしているのか、それとも“あの女”の復讐の続きなのか? 隔絶された極限状態の中で、たどり着く衝撃の真実とは――。
出演:ジョン・リンチ、キャサリン・オドネリー、ホヴィク・ケウチケリアン、モー・ダンフォード、ジョゼフィン・ネルデン、オリヴィア・モリス、ショナ・マクヒュー、ノラ・リオス、福士蒼汰、ラファエル・アクローク、マイケル・ルシェインスキー、ティエリ・ゴダール、エンリケ・アルセ、ローレント・フェルナンデス、イブラヒム・コマ、トム・ヤン、ベン・キューラ、オルウェン・フエレ
製作総指揮:ラン・テレム
監督:ホルヘ・ドラド
脚本:マリアーノ・バセルガ、ホルディ・ガルセラン、アイザック・サストレ
制作年: | 2023 |
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