「あいみょんさんに惹かれ、参考にさせていただきました」
―役を演じるにあたって参考にしたミュージシャンはいますか?
キム・ヒャンギ:ハンジュは懐メロが好きで、ひと世代前の歌をよく聴いているという設定でした。私も懐メロが大好きなので、そこはハンジュと似ていると思います。ハンジュを演じるにあたり、いろいろなアーティストの方の演奏を見ましたが、特にギターを弾きながら歌う方として“あいみょん”さんに惹かれ、参考にさせていただきました。
実際に演奏しながら歌ってみると、あいみょんさんたちの凄さがわかるというか。演奏をすること、歌うこと、そこに感情を込めることなどを自然にこなせるのは、それまでの地道な努力があってこそなんだと実感しました。
シン・ヒョンスン:僕は誰か特定の方を参考にするということよりも、大学生でもあるドグクの置かれた状況についてリサーチしました。僕の大学時代の友人にはアイドルの知り合いも何人かいるので、アイドルでありながら大学生活を送ることについて、アイドルになって7年目の気持ちについて、そしてソロ活動を始める準備に入ったときはどんな気持ちで、どんな考えだったのかなど話を聞かせてもらいました。
―キム・ヒャンギさんは子役としても活躍なさっていて、『無垢なる証人』(2019年)では主演女優賞を総なめにするというキャリアを持っていますが、お二人は学生時代、ハンジュ、ドグクと同じように将来に対して不安を持ったことはありましたか?
キム・ヒャンギ:周りからは「ベテラン」、「迷いもない」というふうに思われているようですが、不安はいまも私の“友だち”です(笑)!
シン・ヒョンスン:僕は何に対してもあまり不安を感じることのないタイプなので(笑)。でも大学の学科も演技学科だったので、周りには将来、俳優を希望する友人がたくさんいました。そういうなかでも僕は早くデビューできたほうなので、彼らから「あいつ、なっちゃいないな」と言われないよう一所懸命がんばらなければと思っています。不安があるとすれば、それですね(笑)。
「ひとつの作品に取り組むごとに学ぶことがたくさんある」
―現在のように、自分を成長させたものはなんですか?
キム・ヒャンギ:どの作品にも学ぶべきところがあるので、それぞれの課題に気づいたとき、それを解決しようとトライしたことが私を成長させてくれたと感じています。作品は一人では作ることができず、さまざまなジャンルのプロフェッショナルの力があって完成するもの。その方々の仕事への向き合い方からも大いに学ばせてもらっています。その情熱に感化され、新しい仕事にチャレンジし、またその仕事から新たなる刺激をいただく。今はそういう良い循環のなかで仕事ができているように思います。
シン・ヒョンスン:僕はまだまだチャレンジしたことのないことのほうが圧倒的に多いので、ひとつの作品に取り組むごとに学ぶことがたくさんあるなと思っています。そんななかで少しずつ成長していきたいですし、また休むときにはちゃんと充電して、直接、仕事とは結びつかないことなども学んでいきたいですね。
―どんな方に観ていただきたい作品ですか?
シン・ヒョンスン:老若男女、すべての人に観てもらいたいです(笑)!
キム・ヒャンギ:私も同じです。誰もが楽しめる作品だと思っていますので。年齢に限らず、青春を謳歌したいと思いながらさまよっている人、夢を実現させようとしている人がいるとすれば、その方々には特に観ていただきたいですね。そして私と同年代の方にもぜひご覧いただきたいです。
Huluオリジナル『プレイ・プリ』Huluにて独占配信中(毎週土曜正午、2話ずつ新エピソード更新)
Huluオリジナル『プレイ・プリ』
大手企業に就職するべく、就活に奔走する女子大生・ハンジュ
彼女の唯一の楽しみは、音楽嫌いな家族に隠れて
顔を隠した覆面シンガー<プリ>としてカバー楽曲をSNSに投稿することだった
そんなハンジュの平凡な日常は、“とんでもない人物”にSNSをフォローされたことで、一変!
彼女をフォローしたのはなんと――
<レビ>として活躍する超人気アイドル、ドグクだった!
【本当の自分】を音楽で届けるため、次のアルバムの準備をしていたドグク
「俺の神様」と崇めるプリとのコラボを熱望した彼はあろうことかハンジュと同じ大学の同じ学部に復学して通い始め、彼女の正体を突き止めると宣言!
正体を知られたくないハンジュは、なんとかドグクを避けようとするが――!?
出演:キム・ヒャンギ シン・ヒョンスン ヨンオ キム·イェソル
制作:ヘリー・アン(Hulu) イ・ミナ(PLAYLIST)「梨泰院クラス」 ユン・ヒョンギ(PLAYLIST)「愛の不時着」
演出:キム・ジョンチャン
脚本:パク・ユンソン
制作年: | 2023 |
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