2023年も折り返し地点を過ぎましたが、インド映画関連のニュースは途切れることがありません。7月のテルグ語映画の注目は、『ランガスタラム』の劇場公開と、『アラヴィンダとヴィーラ』のCS映画専門チャンネル ムービープラスでの放映です。
この2作品、それぞれが『RRR』主演コンビのラーム・チャランとNTR Jr.の主演作で、どちらも2018年公開、そして同年のテルグ語映画の興収ランキングの第1位と第3位というヒット作です。そしてまた、スクマール監督とトリヴィクラム・シュリーニヴァース監督という、50歳手前(両作公開時点)の円熟期の中堅監督による、深みのある作品です。