• BANGER!!! トップ
  • >
  • ドラマ
  • >
  • 福士蒼汰の海外デビューは“必然”だった! Hulu『THE HEAD』Season2で多面的な魅力と演技力を証明

福士蒼汰の海外デビューは“必然”だった! Hulu『THE HEAD』Season2で多面的な魅力と演技力を証明

  • Twitter
  • LINE
  • Facebook
ライター:#SYO
福士蒼汰の海外デビューは“必然”だった! Hulu『THE HEAD』Season2で多面的な魅力と演技力を証明
Huluオリジナル『THE HEAD』Season2 ©Hulu Japan
1 2 3

「福士蒼汰×英語」ヒストリー

Huluオリジナル『THE HEAD』。世界90以上の国と地域で配信・放送された極限の心理サバイバル・スリラーのSeason2に、福士蒼汰が参加している。彼にとって、初めての海外ドラマ出演作だ。

福士は全編英語ゼリフの本作で、優秀なコンピューター・エンジニアのユウトを演じている。しかも顔見せ的な登場ではなく、メインキャラクターの一人として全6話にわたりがっつりと活躍。物語を大きく動かすキーパーソンとしての役割を任されている。

本作に至るまで――福士×英語の歴史は長い。中学時代に英語に興味を持った彼は、学校の授業とは別に自身でも英語力の鍛錬を開始したという。そのさなか芸能事務所にスカウトされ、2011年に俳優デビュー。「英語を磨いて世界に出る」目標に、「俳優として」という具体性が加わった瞬間だった。

Huluオリジナル『THE HEAD』Season2 ©Hulu Japan

拡がり続ける活躍のフィールド

そこから約10年の時が経ち、人気俳優として日本映画・映像界の一角を担うまでに成長した福士は、多忙の合間を縫って海外作品のオーディションや英語での演技レッスンに励んでいた。そんな折、『THE HEAD』Season2のオファーが舞い込んだそう。まさに「幸運(チャンス)は用意された心のみに宿る」という格言を地で行く逸話といえよう。

また『THE HEAD』撮影時~配信までの2022~2023年は、“福士ウォッチャー”にとっても転換期といえる期間となった。各ドラマ出演に加えて、劇団☆新感線の座長を務めたいのうえ歌舞伎『神州無頼街』、ニューヨークロケに挑んだオリジナル配信番組『NoMAD Workout -FUKUトレin NY-』、そして約2カ月の海外ロケを経験した本作『THE HEAD』Season2と、より活躍するフィールドの広さを見せつける作品が連続して世に出たのだ。

海を渡りハリウッドでも活躍する日本人俳優たちを見ても「英語」と「殺陣」は必携要素といえ、それらを兼ね備え研鑽し続ける福士のさらなる世界進出に、期待が固まる“道”が形作られている。

ホルヘ・ドラド監督 福士蒼汰 Huluオリジナル『THE HEAD』Season2 メイキング ©Hulu Japan

次ページ:一人の俳優が化けていく“いま”を記録
1 2 3
Share On
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook

Huluオリジナル『THE HEAD』Season2

近くの陸から約2,700km離れた南太平洋の上を航行する巨大な船・アレクサンドリア号。それは巨大貨物船を装った<秘密研究基地>だった。

天才生物学者であるアーサーと彼が率いる優秀な科学チームは気候変動から地球を救う調査の末、カギとなる藻類の発見に成功し歓喜に沸いていた。しかし翌朝、事態は一変。共同研究員のひとりが、首<THE HEAD>の無い死体として見つかった。アーサーにとって、それは2年前の南極での惨劇と、もう一人の生存者“マギー”の存在を思い出すものだった。

次々と起こる不可解な出来事と増えていく犠牲者に疑心暗鬼になっていく彼らは、次第にお互いを疑い、犯人探しを始める。気候変動から人類を救うという崇高な目的の裏に隠された、それぞれの欲望や野心、そして因縁が徐々に浮かび上がっていき――?

南極で終結したかに見えた惨劇が再び繰り返されるのは、誰かが世紀の新発見を盗もうとしているのか、それとも“あの女”の復讐の続きなのか? 隔絶された極限状態の中で、たどり着く衝撃の真実とは――。

出演:ジョン・リンチ、キャサリン・オドネリー、ホヴィク・ケウチケリアン、モー・ダンフォード、ジョゼフィン・ネルデン、オリヴィア・モリス、ショナ・マクヒュー、ノラ・リオス、福士蒼汰、ラファエル・アクローク、マイケル・ルシェインスキー、ティエリ・ゴダール、エンリケ・アルセ、ローレント・フェルナンデス、イブラヒム・コマ、トム・ヤン、ベン・キューラ、オルウェン・フエレ
製作総指揮:ラン・テレム
監督:ホルヘ・ドラド
脚本:マリアーノ・バセルガ、ホルディ・ガルセラン、アイザック・サストレ

制作年: 2023