いま、ハリウッドで最も注目を集める俳優 ティモシー・シャラメ

いま、ハリウッドで最も注目を集める俳優 ティモシー・シャラメ
『ボーンズ アンド オール』© 2022 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.

「第79回ヴェネツィア国際映画祭」で監督賞、新人俳優賞の2冠に輝いた映画『ボーンズ アンド オール』が、2023年2月17日(金)より公開される。

禁断の純愛ホラー

作品賞/主演男優賞をはじめアカデミー賞4部門にノミネートされ、脚色賞に輝いた『君の名前で僕を呼んで』(17)に続きティモシー・シャラメとルカ・グァダニーノ監督が再タッグを組んだ本作は、ヴェネツィア国際映画祭で初披露されるやその衝撃の描写に「誰も見たことがない純愛ホラーの誕生(The Hollywood Reporter )」「贅沢でとんでもない映画(THE GUARDIAN)」と絶賛と驚愕のレビューが続出した、禁断の純愛ホラー。

社会の片隅で生きるマレンとリーが抱える秘密。それは生きるため本能的に人を喰べてしまうこと。その「謎」を解くための二人の逃避行、そして予想だにしないピュアな愛のゆくえが、世界中で賛否を生んでいる問題作だ。

『ボーンズ アンド オール』© 2022 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.

いまハリウッドで最も注目を集めるティモシー・シャラメ

ティモシー・シャラメは、2017年、17歳と24歳の青年のひと夏の恋を描いた『君の名前で僕を呼んで』の演技が高く評価され、「第90回アカデミー賞」で主演男優賞にノミネート。繊細な表現力と唯一無二の存在感で一躍スターダムを駆け上り、その後も『レディ・バード』(17)や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(19)、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(21)、そしてアカデミー賞を6部門受賞した『DUNE/デューン 砂の惑星』(22)など数々の話題作に出演した。

2023年には、『チャーリーとチョコレート工場』(05)の若き日のウィリー・ウォンカを演じる『Wonka』(原題)、『Dune:Part Two』(原題)など超大作の公開が控え、いま最も熱いハリウッド俳優として活躍を続けている。

人喰い衝動を抑えられない青年を熱演

今回『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督と再タッグとなるティモシーが演じるのは、生きるため本能的に人を喰べる衝動を抑えられない青年リー。同じ秘密を抱える少女マレン(テイラー・ラッセル)と出会い、逃避行の旅を続ける。

「孤独を乗り越えようともがくふたりの人物というアイデアは、多くの人々がさまざまな理由で疎外感を感じているこの時代に、とくに心に響きました」と、現代を生きる人々に共感されるテーマだと指摘。

監督とともに脚本開発から映画製作にも初挑戦したティモシーは、「ルカの初となるアメリカ映画に出演して、彼が快適に仕事ができる環境を飛びだし、その強烈な感性を世界に示していくのを目撃できてとても光栄に思う」と、初の撮影地となるアメリカ各地を精力的にロケーションして撮影に臨んだグァダニーノ監督に敬意を表している。

またティモシーは、新作撮影の合間を縫ってプロモーションイベントに参加し、スタイリッシュなファッションで世界のファンを沸かせた。ミラノでは、あまりの人気ぶりにファンが殺到しレッドカーペットイベントが中止になるハプニングも発生。熱狂の模様は、本国公式Twitterアカウントでも紹介されている。

『ボーンズ アンド オール』は2023年2月17日(金)より公開(R18+指定作品)

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