スタジオジブリの世界を表現した公園「ジブリパーク」が2022年11月1日(火)、愛知・長久手の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)に開園する。このたび、第1期に開園する3エリアのうち、メインエリアとなる「ジブリの大倉庫」の最新情報が解禁された。ジブリの秘密がいっぱいのメインエリア 「ジブリの大倉庫」の映像展示室、企画展示、ショップやカフェをご紹介する。
みどころ1:三鷹の森ジブリ美術館の短編アニメーション全10作品を上映
「ジブリの大倉庫」に設置される映像展示室「オリヲン座」は約170席のミニシアター。スタジオジブリ作品の世界観に浸れる絶好の場所が誕生する。現在「三鷹の森ジブリ美術館」だけで上映されているスタジオジブリ制作の短編アニメーション全10作品を順番に上映することがわかった。開園時の上映作品は『くじらとり』に決定した。
公開予定の三鷹の森ジブリ美術館 短編映画
・『くじらとり』(2001年)(上映時間:約16分)
・『コロの大さんぽ』(2001年)(上映時間:約15分)
・『めいとこねこバス』(2002年)(上映時間:約14分)
・『やどさがし』(2006年)(上映時間:約12分)
・『星をかった日』(2006年)(上映時間:約16分)
・『水グモもんもん』(2006年)(上映時間:約15分)
・『ちゅうずもう』(2010年)(上映時間:約13分)
・『パン種とタマゴ姫』(2010年)(上映時間:約12分)
・『たからさがし』(2011年)(上映時間:約9分)
・『毛虫のボロ』(2018年)(上映時間:約14分)
みどころ2:スタジオジブリとジブリ作品の入門編となる3本の企画展示
ジブリのなりきり名場面展
ジブリ作品の登場人物になって名場面を体験してみたい! そう願うジブリファンの夢を叶える体験型展示「ジブリのなりきり名場面展」が開催! ジブリ作品の登場人物になりきり、名場面の中に入りこめる。その展示数は13作品14コーナー。『千と千尋の神隠し』(2001年)では、海上を走る不思議な電車に乗ってカオナシの横に腰掛け、千尋になりきれる。
「食べるを描く。」増補改訂版
三鷹の森ジブリ美術館で開催され好評を博した企画展示「食べるを描く。」 の増補改訂版が展示される。ジブリ作品の食べ物はなぜおいしそうに見えるのか? その秘密をひも解く内容となっている。新たに『千と千尋の神隠し』『コクリコ坂から』 (2011年)『アーヤと魔女』(2020年)3作品の資料が追加され、コクリコ荘の台所も再現される。
ジブリがいっぱい展
世界中から集めたジブリ作品のポスター、映像・音楽パッケージ、書籍などを一堂に展示した「ジブリがいっぱい展」。 色々な国のお国柄があらわれたタイトルやデザイン、ビジュアルが並ぶ。
みどころ3:ジブリの大倉庫限定の商品を販売するショップ&カフェ
全ジブリ作品に関連するグッズに加え、ジブリパークのオリジナル商品を取りそろえたショップ「冒険飛行日」。ジブリパークでの思い出を形に変えて、お持ち帰りいただける。そして、大倉庫の探検後に翼を休めるカフェ「Café 大陸横断飛行」では、長距離飛行のパイロットが操縦しながら片手でとる食事をイメージしたサンドイッチやピザが並ぶ。
さらに、地元産の牛乳をオリジナルデザインの瓶で提供するカウンター式のミルクスタンド「ミルクスタンド シベリあん」を設置。『風立ちぬ』(2013年)に登場した、カステラであんこを挟んだお菓子“シベリア”も食べられるぞ!!
ほかにも、ジブリの秘密がいっぱいのメインエリア 「ジブリの大倉庫」の内部写真が公開され、『となりのトトロ』(1988年)や『天空の城ラピュタ』(1986年)など名作の世界観がエリアの細部に至るまで再現されているぞ!!
ジブリパークのチケットは毎月10日発売、エリアごとに日時指定の予約制となっている。 2022年12月入場分の抽選販売は、2022年9月21日(水)23:59まで。
「ジブリパーク」チケット12月分 抽選販売スケジュール
申し込み受付期間:2022年9月10日(土)10:00〜21日(水)23:59まで
当選発表:10月4日(火)15:00ごろ
申し込み場所:オンラインチケット販売サイト「Boo-Wooチケット」(ブーウーチケット)
料金:大人1000円〜、4歳から小学生は500円〜(※エリアごとに料金が異なります)
購入方法・料金などの詳細はこちら:https://ghibli-park.jp/ticket/
※チケットはすべて、エリアごとに日時指定の予約制です。毎月10日、新たな入場月分のチケットを発売します。
・12月分の販売当初はアクセス集中による混乱が生じるおそれを避けるため、抽選販売を実施します。
同月分の先着順販売は10月10日(月)14:00〜、Boo-Wooチケット、全国のローソンやミニストップ店頭の「Loppi」(ロッピー)から購入できます。
・Boo-Wooチケットの利用には事前に会員登録(無料)が必要になります。
ジブリパーク
ジブリパークは「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内に森と相談しながらつくっているスタジオジブリの世界を表現した公園。ジブリパークには、大きなアトラクションや乗り物はありません。森や道をそのままに、自分の足で歩いて、風を感じながら、秘密を発見する場所です。
第1期開園は「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」。「ジブリの大倉庫」は、大きなものから小さなものまでジブリ作品の展示物が詰め込まれた屋内施設。ロボット兵にネコバス、子どもサイズの柔らかいものから、作品の秘密に触れるかための展示まで、お楽しみがいっぱい。「青春の丘」には、『耳をすませば』に登場した「地球屋」が。「どんどこ森」の「サツキとメイの家」の裏手には、ジブリパークを見守る「どんどこ堂」がたたずんでいます。
・第1期開園日:2022年11月1日
・所在地:愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内
(専用駐車場はありません。公共交通機関でお越しください)
・チケット:エリアごとに日時指定の予約制です。購入場所はオンラインチケット販売サイト「Boo-Woo チケット」(ブーウーチケット)、全国のローソンやミニストップ店頭の「Loppi」(ロッピー)です。