SF超大作シリーズ最終章『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が、2022年7月29日(金)より全国公開される。監督のコリン・トレヴォロウが、今作で登場するギガノトサウルスについてDCコミックスのあの人気ヴィランのような存在だと語った!! また、今作に出演するローラ・ダーンが、「オリジナルキャストを再集結させる意義を強く感じていた」と監督が語っていたことについて明かした。
スティーヴン・スピルバーグ監督の『ジュラシック・パーク』シリーズを経て、世界中の人々に新たな興奮と感動をもたらした『ジュラシック・ワールド』シリーズがついに完結する。全世界で恐竜が平穏に暮らす世界で、オーウェン(クリス・プラット)たちは絶滅をまぬがれた恐竜の保護を目指すが、人類が生態系を乱してしまったことで事態は一変する。共存を夢見ていた人類に襲いかかる運命とはいかに!? 本作には、『ジュラシック・パーク』のローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、サム・ニールが再共演を果たし、ギガノトサウルスやアトロキラプトルなど新恐竜が登場することで話題を集めている。
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バイオシン社が暗躍!? ギガノトサウルスは“ジョーカー”のような存在!!
トレヴォロウは、本作に初登場するギガノトサウルスについて、DCコミックスの人気ヴィラン・ジョーカーからインスピレーションを受けたと米Empire誌で明かした。2019年公開の『ジョーカー』では、絶望から常軌を逸した行動に出る主人公のアーサー・フレック=ジョーカーを演じたホアキン・フェニックスが絶賛され、第92回アカデミー賞で主演男優賞を受賞している。
トレヴォロウは「ジョーカーを感じさせるものが欲しかったんだ。ギガノトサウルスはただ世界が燃えるのを見たいのさ。」と語った。
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また、ギガノトサウルスの故郷が「バイオシン・バレー」と明かされた。インジェン社のライバル会社であるバイオシン社に関係があると見られ、トレボロウはヒントを語っている。
「バイオシン社は、世界中で捕獲された恐竜を収容する契約を、各国の政府と結んだのさ。彼らは、動物に使用する薬剤の研究施設だと主張しているけれど、実は他にもいろいろあるんだ。」とトレボロウは明かした。
また本作では、『ブラック・ボックス』(2020年)のマムドゥ・アチーが「非常に野心的で前向きな若者」であるバイオシン社の社員ラムジー・コールを演じることが明らかになっている。
監督はオリジナルキャストの再集結を重要視していた!!
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今作の見どころのひとつといえば、『ジュラシック・パーク』シリーズを彩ったローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、サム・ニールが再共演を果たすこと。ダーンは、トレヴォロウがオリジナルキャスト再集結の意義を強く感じていたと明かしている。
「コリンは、再集結の意義を強く感じていたわね。この3人のキャラクターが再び集まったらどんな感じなのか、お互いにどう感じているのかを、みんなが発見することになるのよ。それはとても面白いことよね。」とダーンは話した。
トレヴォロウは、ニールとの出演交渉時の様子を振り返っている。
「個人的に会った時、ニールはおそらく私をある種の懐疑的な目で見ていたと思う。私はスティーヴン・スピルバーグではないし、これからもそうなることはないだろう。だから、彼らにとってとても大切なキャラクターを再び登場させるために、私が彼らを導くことができると説得するために、本当にゼロから始めなければならなかった。」とトレボロウは明かした。
ニールは「彼はスピルバーグをもっとも連想させる監督だと思ったよ。もちろん軽々しく言っているわけじゃないよ、本当にそう思ったんだ。彼は独創的で、情熱的で、いつもエネルギッシュだった。」と語っていた。
「ジュラシック」シリーズ最終章『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は、2022年7月29日(金)より全国公開。
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』
監督:コリン・トレヴォロウ
脚本:エミリー・カーマイケル、コリン・トレヴォロウ
出演:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、サム・ニール、ディワンダ・ワイズ、マムドゥ・アチー、BD・ウォン、オマール・シー、イザベラ・サーモン、キャンベル・スコット、ジャスティス・スミス、スコット・ヘイズ、ディーチェン・ラックマン、ダニエラ・ピネダ
制作年: | 2022 |
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2022年7月29日(金)より全国公開