CSエンターテインメントチャンネル「チャンネル銀河 歴史ドラマ・サスペンス・日本のうた」は、19世紀に“インドのジャンヌ・ダルク”と呼ばれた伝説の王妃の激動の人生を描く歴史大作「マニカルニカ~剣をとった王妃~」を2022年3月25日(金)より日本で初放送する!主人公のマヌは、いかにして王妃となり、偉大な革命家ラクシュミー・バーイーとなったのか?知られざる英雄の物語が今、明かされる。
インドのジャンヌ・ダルクがチャンネル銀河に降臨!
チャンネル銀河では、これまでトルコドラマ「オスマン帝国外伝」シリーズ(2011年~2014年)、スペイン「イサベル」(2012年)、ロシア「エカテリーナ」(2014年~2019年)、ポーランド「大王カジミェシュ~欲望のヴァヴェル城~」(2018年~2020年)など、世界各国を舞台にした歴史ドラマの大作をいち早く放送してきた。そして、この度インドを舞台にした歴史大作「マニカルニカ~剣をとった王妃~」を日本初放送する。
自由を求めて戦ったマニカルニカの激動の生涯が今、明かされる!
19世紀、イギリス東インド会社支配下のインドで自由を求めて闘った英雄ラクシュミー・バーイー。1857年にインドで起きた反英闘争「インド大反乱」においてジャーンシーでの戦いを率いた人物として今なおインドの人々に愛され、“インドのジャンヌ・ダルク”とも呼ばれている。ドラマでは、少女時代のマニカルニカ(マヌ)から王妃となり、革命家へと成長を遂げていく姿を110話に渡り描く。
文武両道で祖国愛の強い彼女が、インド社会の因習や差別、英国のインド支配から如何にして民を守ろうとしたのかを、父娘愛、宿敵・東インド会社の将校ロスとの闘いを軸に展開。さらにマヌが嫁ぐジャーンシー藩王国の国王ガンガーダルとの夫婦関係の行方も見逃せない。
インド史上最も有名な女性 ラクシュミー・バーイーとは
1857年におきた「インド大反乱」における最も有名な指導者の一人。ジャーンシー藩王国の王妃でありながら、自ら戦場に立ちイギリス軍と戦ったことから、「インドのジャンヌ・ダルク」とも称されている。
彼女の生年や幼少時代の生活は明らかになっていないが、本名はマニカルニカで、父親はマラーター王国の宰相バージーラーオ2世の助言者として働くバラモンだったという。バージーラーオ2世は彼女を実の子供のように育て、当時の女子にほとんど縁がなかった教育や、武術、剣術、乗馬の訓練を受けさせた。1842年、マニカルニカはジャーンシー藩王国の王ガンガーダル・ラーオと結婚。結婚後、ヒンドゥー教の富と幸運の女神ラクシュミに敬意を表し、ラクシュミー・バーイーと改名する。1851年にようやく男子を授かるも生後わずか数カ月で逝去、さらに1853年には王も病で命を落としてしまう。これにより、王に嫡子がいない場合には養子を認めず、東インド会社が併合の権利を得る「失権の原理」が適用され、1854年にジャーンシー藩王国はイギリスに併合された。
1857年5月、「インド大反乱」が勃発すると、彼女は私財を投じて集めた傭兵と義勇軍を率いてジャーンシー城を奪還。彼女に率いられた反乱軍の戦いはあまりにも見事であり、イギリス軍の司令官は敵ながらその戦いぶりを称賛する言葉を残している。彼女は城が陥落した後も戦い続けたが、最期は前線で指揮中に狙撃され戦死した。1947年のインド独立後、ラクシュミー・バーイーは大反乱の英雄として再評価され、各地に銅像が建てられるなど、今もなおインドの人々に愛されている。
日本初放送となるインド歴史ドラマ『マニカルニカ~剣をとった王妃~』は、チャンネル銀河で2022年3月25日(金)より放送開始。
『マニカルニカ~剣をとった王妃~』
英国の支配下にあるインド・ビトゥル。マラーター王国宰相・バージーラーオ2世が目をかけるマヌことマニカルニカは戦士として並外れた能力を持つ。インドの地で東インド会社の旗を掲げ、不当な命令でビトゥルを統治しようとする将校・マンソン大尉の言葉に憤りを覚えたマヌは「インドは我らのもの」と主張。宮殿内は騒然となり……。
制作年: | 2019 |
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出演: |
2022年3月25日(金)放送スタート(月-金)深夜0:00-深夜1:00または深夜1:30 2話連続 放送※25日(金)は深夜0:00-深夜1:30 2話連続 スカパー1,2話無料放送