セス・マクファーレン監督の人気コメディ映画シリーズ『テッド』(2012年〜2015年)の前日譚となるTVシリーズが製作されることが明らかになった。米Deadline誌が報じている。
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テディベアのテッドが命を宿すという奇跡が起きてからというもの、片時も離れず友情を育んだジョン・ベネット(マーク・ウォールバーグ)とテッド。やがて、大人になったジョンはダメ中年オヤジに、テッドは愛くるしい見た目とは裏腹に、中身は下品で口の悪いオッサンとなっていた。そんな親友の二人が織りなすR指定のドタバタコメディを描いた同作は、2012年に公開されると瞬く間に人気となった。
2015年に公開された続編では、ぬいぐるみなのに子供が欲しくなってしまったテッドが、ジョンとともにぶっ飛んだ騒動を繰り広げた。シリーズを通じて、約820億円の世界興行収入を記録する大ヒット映画となった。
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そんなR指定の人気映画シリーズが、TVシリーズになって帰ってくる。米動画配信サービスPeacockが、『テッド』の前日譚となる実写テレビシリーズの制作に同意したとのことだ。全10話構成となる予定だという。
映画シリーズに出演したウォールバーグ、ジョンの恋人ロリーを演じたミラ・クニス、美人弁護士サマンサを演じたアマンダ・セイフライドらオリジナルキャストの出演は明らかにされていない。映画版で監督をつとめたマクファーレンが製作総指揮をつとめ、引き続きテッドの再演をするべく交渉中とのことだ。
今回発表された『テッド』のほかに、マクファーレンは現在、テレビアニメ「ファミリーガイ」や「アメリカン・ダッド」など多くの番組を手がけているため「テッド」のTVシリーズの製作はまだ先の話になるかもしれないが、続報に期待したいところだ!