「俺の彼氏になってくれ」
苦しいときや泣きたいとき、たった1本の映画が涙を止めてくれることがある。明日はきっといいことがあるはずだと、前を向く力をくれることがある。この『2gether THE MOVIE』も間違いなくそんな映画のひとつだ。
「俺の彼氏になってくれ」――そんな無茶振りから生まれた、甘酸っぱくて、せつなくて、気づいたら枕を抱えてベッドの上でバタバタしたくなるような恋のお話。2020年2月よりタイでオンエアされると同時に、YouTubeでも全世界に一挙配信。瞬く間に世界中の人たちが2人の恋に夢中になった。
それが今度は映画となって公開される。ドラマの見どころをギュギュッと凝縮しただけでなく、撮りおろしの新シーンも追加。これは、まだ『2gether』を知らない人はもちろん、どっぷり『2gether』沼に浸かっている人をもさらなる底なし沼へと突き落とす、最強のハッピーラブコメディだ。
今回は2021年6月4日(金)の映画公開を記念し、サラワット役のブライトとタイン役のウィンのインタビューをお届けする。
2020年、先行きの見えない外出自粛期間の中で『2gether』の存在がたくさんの人たちの心を救った。そして今もなお、私たちの生活は見えないウイルスによって不安と孤独に蝕まれている。こんなときこそ必要なのは、『2gether』の愛のチカラ。
すべての日本人よ、この『2gether THE MOVIE』で最高に幸せになってほしい!
ブライト&ウィンが選ぶ、好きなセリフは?
―映画公開おめでとうございます!『2gether』の魅力をより多くの人にお届けするためにも、お2人にいろいろとお話を伺いたいと思います。まず最初に、本作の中でお2人がいちばんハッピーな気持ちになれるシーンを教えてください。
ブライト:僕の演じるサラワットはギターをやっていて。お話の中でいろいろ演奏しているシーンがあるんですけど、そこはどれも素敵だなと思います。
ウィン:ブライトは高音がとても綺麗なんですよ。僕は声が低いので、ブライトのハイトーンの歌声を聴いていると、いつもいいなぁって思います。
ブライト:ありがとう。どのシーンも好きなんだけど、心に残っているという意味では、サラワットの部屋でScrubbの「Close」を歌うところかな。ファンのみなさんの中にも、このシーンがいいと言ってくれる方が多くて。みんなと同じ気持ちになれるという意味でお気に入りです。
ウィン:僕はベランダで「Click」を歌っているところが好きです。そこではサラワットだけじゃなく、タインも一緒に歌うんだけど。2人で歌うことによって、もともと素敵な曲がさらに素敵になったんじゃないかなと思いました。
―では、好きなセリフを教えてください。
ブライト:僕はサラワットが初めて登場したときに言った「自己紹介はしません」ですね。先輩の代役だから、わざわざ名乗らないというところがすごくサラワットらしいなって。
ウィン:僕は「そんなに見つめられたら落ちるまでキスするぞ」ですね。ただし、もし僕が実際に言われたらすぐに逃げちゃうかも(笑)。
―サラワットとタイン以外で、好きなキャラクターを教えてください。
ブライト:ボスです。彼はすごく面白いんですよ。一緒にやっていて何度も思わず吹き出しそうになった(笑)。映画を観る人は絶対に彼から目を離さないでください。
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ウィン:僕はマンとタイプです。2人は途中から遠距離恋愛になるんですよ。遠距離恋愛って、たぶん観ている方の中にも経験したことがある人もいるだろうし、きっと共感してもらえるんじゃないかなと思います。
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―お2人は、実際に付き合った相手と遠距離恋愛になったら耐えられますか?
ウィン:うーん、どれくらい惚れ込んだかによると思います。ちゃんと時間をかけて愛を育んだ相手なら、離れていても大丈夫だと思うし。
ブライト:そう思う。最初から遠距離というのはちょっと難しいけど、長い間付き合った相手なら距離は関係ないんじゃないかな。
劇場版の見どころは、サラワットの歌唱シーン!
―では、次にそれぞれ相手のキャラクターのカッコいいなと思うところ、可愛いなと思うところを教えてください。
ブライト:タインは、つい面倒を見たくなるところがいいなと思います。あんなふうに無邪気で、ブラックな部分が全然ないところがタインの魅力かな。
ウィン:逆にサラワットの魅力は面倒見がいいところ。しかも、好きな相手限定というところがいいなって。他の人に対してはクールなのに、タインにだけは優しい。そこは素敵だと思います。
ブライト:僕はサラワットとかなり性格が似ているところがあって。わりとサラワットを演じているときは、素の僕がそのまま出ていると思う。
ウィン:うん、その通りだと思う(笑)。
―劇場版では新たに撮りおろしのシーンが追加となりました。ぜひ見どころを教えてください。
ブライト:サラワットがみんなの前で歌うシーンがあるんですけど、そこがいちばん好きです。『2gether』の魅力のひとつが音楽だと思うので。最後にまたああして歌えたことがうれしかったし、すごく思い入れのあるシーンになりました。
ウィン:僕もそのシーンが好きです。サラワットの歌を聴いていると、自然と今までのことを思い出しちゃって。2人が初めて出会ったときのこととか、いろんなシーンが頭をよぎっていくうちに、自然と気持ちがピークに高まりました。あのときのタインの表情は、お芝居というよりも、僕の本当の気持ちがそのまま出たものになっているんじゃないかな。
ブライト:はっきり言えるのは、この映画を観たら必ず幸せになれるということ。映画館を出る頃には、間違いなく笑顔になっていると思います。
ウィン:老若男女、誰もが楽しめる映画だと思います。嬉しいこと、悲しいこと、いろんな感情がこの映画に詰まっているので、ぜひそれを感じてほしいです。
―では最後に、作品にちなんだ質問を。このお話は大学が舞台ですが、お2人の大学生活の思い出を教えてください。
ブライト:それが、僕はもうこの仕事をしていたので、勉強と仕事でいっぱいいっぱいで、それ以外の思い出がないんです……(笑)。
ウィン:僕はやっぱり友達といた時間がいちばん記憶に残っていますね。親元を離れて1人暮らしをしていたこともあって、よく朝まで友達と一緒に遊んだり、本を読んだりしていました。
💫#BrightWin によるミニタイ語レッスン1⃣💫#2getherTHEMOVIE の公開を記念して、ブライト&ウィンがタイ語🇹🇭と日本語🇯🇵で1フレーズ喋ってくれる企画(全5回)です✨
— 『2gether THE MOVIE』日本公式アカウント (@2getherMovieJP) May 27, 2021
1日目はこのフレーズ!「こんにちは🌞」
いつか二人に挨拶できるといいですね🙏
それではまた明日👋🏻💕 pic.twitter.com/NIZV3w2rnt
取材・文:今村結花
『2gether THE MOVIE』は2021年6月4日(金)より全国公開
『2gether THE MOVIE』
可愛い女の子とのバラ色の学園生活を夢見ていたタインは、ある日、同級生の男子グリーンから告白される。グリーンの猛アプローチに困り果てたタインは、友人たちの勧めで“ニセの彼氏“を作るという作戦を立てる。狙いを定めた相手は、学園一のイケメンで人気者のサラワット。突然の、そしてしつこいタインのお願いにそっけない態度をとり続けるサラワットだったが、それには秘められた理由があった。
制作年: | 2021 |
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監督: | |
出演: |
2021年6月4日(金)より全国公開