2021年初夏に日本でデジタル配信&ブルーレイリリースされることが明らかになった『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』。現地時間2021年3月16日には、2日後に迫る世界での配信開始に先駆けてオンラインイベントが行われた。ファンが熱狂してやまない同作には、ジャレッド・レトが再演するジョーカーが登場することで話題が持ちきりだ。スナイダー監督は最近のインタビューで、同作にジョーカーを出演させた理由や、レトが一度出演オファーを断っていた秘話を明かした。
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「ジョーカーがいないと完成しない」出演に踏みきった理由
先日公開された予告編では、レトが演じるジョーカーとベン・アフレック演じるバットマンが会話するシーンが含まれており、新たなる対峙を予感させた。2017年に公開された『ジャスティス・リーグ』でジョーカーが登場していなかったため、その役どころに注目が集まっていた。スナイダー監督は、インタビューで、同作にジョーカーを出演させた理由について語っている。
「バットマンとジョーカーの出会いがないまま、この物語が終わってしまうのは、奇妙な感じがしたんだ。ジャレッドと何度も話し合った。ベン(・アフレック)にもその話をして、“ベン、僕の家で撮影しようよ”と言いました。“裏庭で撮影しよう、スタジオには内緒だ、僕は君たちにお金を払うつもりもないよ。自分で撮りたいだけだから”と話したよ。」と明かした。
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スナイダー監督によると、その後、HBO Maxで正式に同作を製作することが決まったため、実際には、裏庭で撮影する必要がなくなったと続けた。
「何が起こったかというと、話がうまくいって、実際に撮影することができたんだ。そして、他のキャストに電話をして、“君たちも一緒に出演してくれないか?”と話したんだよ。」とスナイダー監督は明かした。
「ザックはどうしても、バットマンとジョーカーのシーンを撮りたがっていた。彼はこのシーンが、作品にとって素晴らしい要素になると感じていたのよ。まさにそのシーンは、この作品を完成させるものだった。とても満足のいく出来に仕上がったの。」と製作のデボラ・スナイダーも語っている。
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レト、当初はジョーカーの出演オファーを断っていた!
『スーサイド・スクワッド』(2016年)以来のジョーカー再演となるレトは当初、出演オファーを断っていたという。製作のデボラ・スナイダーが明かした。
「スタジオに行く前にジャレッドとベンの二人に、とあるシーンの撮影に協力してもらえないか相談したら、ジャレッドにノーと言われたの。ザックはただ話しただけだったので、その後ジャレッドにシーンを送ったのよ。ジャレッドは、“まぁ、多分ね”と言ってそのシーンを読んでくれて、それから出演交渉の話になった。そして、最終的にジャレッドは出演してくれたのよ。」と語った。
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ジョーカーにあのミームを言わせたのはスナイダー監督だった!
ジョーカーがバットマンと対峙し、かの有名なミームのセリフを言ったシーンは、脚本を手がけるクリス・テリオではなく、スナイダー監督自らがセリフを書いていたことが明らかになった。
「あのシーンのセリフは私が書いた。それをクリスに送って、彼が何かしら調整してくれるかと思っていたんだけど、彼は、とてもクールだと気に入ってくれたんだ。」と話した。
先日のオンラインイベントでは、アクセスが集中した影響でマイクロソフト社のサーバーがダウンするほど注目を集めている同作。
『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』は、2021年初夏にデジタル配信&ブルーレイリリースだ。期待して待ちたい!