Netflixで『ターミネーター』シリーズ最新作がアニメとして製作されるという情報が飛び込んできた! ロバート・パティンソンが主演を務めるマット・リーヴス版バットマンの脚本家、マットソン・トムリンが明らかにし、米Variety誌が報じるところによると、「攻殻機動隊」シリーズで知られる日本のアニメプロダクション、Production I.Gが関わっているとのことだ!
The most terrifying killing machine in sci-fi history is back, just like it promised. Project Power’s Mattson Tomlin and legendary anime studio Production I.G are teaming up for an animated series set in the Terminator universe.
— Netflix Geeked (@NetflixGeeked) February 26, 2021
明かされた情報によると、プロジェクトはまだ初期の段階にあり、あらすじなどの詳細は未定だという。トムリンは本作でエグゼクティブ・プロデューサーとショーランナーを務める予定で、Netflix、現在のフランチャイズ権を持つSkydance、そして日本のProduction I.Gの3社を中心としたコラボになるとのこと。
トムリンは、「私の作品を知っている人ならご存知だと思うけど、この作品で人々の心にゆさぶりをかけて、ハートを捕らえられると信じているよ。NetflixとSkydanceが『ターミネーター』にアプローチする機会を私に与えてくれたことを光栄に思う。」とコメントしている。
またNetflixの日本・アニメ担当副社長ジョン・ダーデリアンは次のように述べている。
「『ターミネーター』は、これまでに作られたSFで最も象徴的な作品のひとつであり、時を経るごとに実世界との関連性を高めてきました。新しいアニメシリーズは、これまでにない方法でこの世界を探求していきます。機械と人間の壮大な戦いの、驚くべき新章をファンの皆さんに体験していただくのが待ち遠しいです。」
Production I.Gの代表を務める石川光久は本作の製作にあたり、石川の長年の友人で同僚でもある監督の押井守に、アニメ化するアイデアについて相談したとのこと。押井は「石川、頭がおかしいんじゃないか?」と返答したそうで、石川はその瞬間に成功を確信したという。そして「本作の大ファンである私たちProduction I.Gのチームが心血を注いで作っています。ファンの皆さんにはぜひ楽しんでいただきたいと思います。」と作品にかける意気込みを語っている。
『ターミネーター』シリーズ6作品はいずれも大成功を収めており、映画以外にもテレビ作品として「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」(2008〜2009年)が製作されているが、アニメ作品として製作されるのは今回が初となる。
不朽の名作『ターミネーター』をNetflix、そしてProduction I.Gがどう料理するのか? 今後の情報に目を離せない!!