イケメン俳優クリス・ヘムズワースが主演をつとめるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画最新作『ソー:ラブ・アンド・サンダー(原題)』の撮影を開始したことが明らかになった。撮影地オーストラリアで同作の成功を願う伝統的なセレモニーが行われた。
オーストラリアやニュージーランドでは、映画やテレビの制作は地元の先住民のダンサーが参加するセレモニーが行われたのち開始するのが恒例となっている。クリヘムのインスタグラムへの投稿によると、ガメイ族とマオリ族のダンサーが参加するセレモニーが行われ、ついに撮影初日を迎えた。(監督のタイカ・ワイティティはマオリ族の血を引いているそう!)
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クリヘムが投稿した写真には、先住民と仲睦まじく写真にうつるクリヘム、ワイティティの姿や、セレモニーの様子がとらえられている。クリヘムは、無事に同作の撮影が始まったことを報告し、毎年1月26日に定められたオーストラリアの多様な文化や歴史を称える祝日「オーストラリア・デー」について言及。オーストラリア先住民の迫害が始まった日を建国記念日とする同祝日に反対する「#Changethedate」運動を呼びかけた。
「オーストラリアの先住民はこの国を誇りに思っているかもしれませんが、多くの人は1月26日を、追放、疫病の蔓延、暴力、文化の破壊、搾取、虐待、家族の分離、社会的統制の政策に対する“服従の始まり”を意味する日として捉えています。私たちの先住民の人々との結びつきと思いやりをもって、団結し、癒しを求めて立ち上がろうではありませんか。すべてのオーストラリア人がこの美しい国を一緒に祝うことができる日を共に見つけましょう。」とクリヘムは語った。
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本作には『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年)まで登場していたジェーン・フォスター役のナタリー・ポートマンが女性版ソーとして出演するほか、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソン、ピーター・クイル/スター・ロード役のクリス・プラット、グルート役のヴィン・ディーゼル、ネビュラ役のカレン・ギランが出演。また『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)でカメオ出演したマット・デイモンが再出演する可能性が浮上している。さらには、オスカー俳優のクリスチャン・ベールが、悪役ゴア・ザ・ゴッド・ブッチャー役でついにMCUデビューを果たす!
出演者たちは撮影地オーストラリアに入国後、14日間の隔離期間を経て撮影に臨むという。
『ソー:ラブ・アンド・サンダー』は2022年5月に全米公開予定だ。日本での公開日は未定。続報を待ちたい。
『ソー:ラブ・アンド・サンダー(原題)』
制作年: | 2022 |
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監督: | |
出演: |