本日2021年1月16日は、年に1度の「ヒーローの日」!世界累計興行収入歴代1位に輝いた「マーベル・シネマティック・ユニバース」(以下MCU)でお馴染みのマーベル・スタジオは、Disney+で新たにドラマシリーズを手掛ける。2021年、本シリーズで活躍すること間違いなしのヒーロー達をご紹介したい!
マーベル・スタジオが贈る“初”のオリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』が、ついに2021年1月15日(金)より公開を迎えた。本作に続き、2021年3月19日(金)日米同時配信予定の『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』や、2021年5月に日米同時配信予定の『ロキ』などのドラマ作品の公開が予定されており、2020年にMCUの新作映画を観ることができなかったMCUファンにとって今年は、たまらない年になりそうだ!
『ワンダヴィジョン』(現在配信中!)
スカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフは、トニー・スターク(アイアンマン)の会社、スタークインダストリーズが製造していた武器による紛争で両親を亡くし、自身も死と隣り合わせの恐怖を味わったという辛い過去を持つ。それ以後、トニーへの憎悪を膨らませ、自ら悪の組織ヒドラの人体実験に志願し、テレキネシスやマインドコントロール等の能力を持つ強化人間となったキャラクターだ。
超人でありながら、自分の能力の大きさに戸惑う一面もあり、感情の大きさに比例して特殊能力のパワーも強大になるという所も特徴だ。両親や双子の兄弟の死という辛い過去を乗り越えてきたが、その後最愛の人となったヴィジョンの命も目の前で奪われてしまい、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)では、仇である最強最悪のヴィラン・サノスをも一時圧倒するほどの力を発揮した。
ヴィジョンは、トニー・スタークが愛用していた人工知能J.A.R.V.I.S.(ジャービス)と、ロキの杖の先に隠されていた強力な力を持つ“マインド・ストーン”、そして、敵となるウルトロンが準備していた究極の人造ボディを融合させることで生まれた人造人間。人間を敬愛し、人類のためにアベンジャーズメンバーとして戦ってきたピュアで気高き精神を持つキャラクターだ。
ワンダとヴィジョンが初めて登場したのは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)。アベンジャーズメンバーとなったワンダだったが、時にそのパワーの大きさから人々から怖がられることも多く、それが悩みの種に。しかし、唯一彼女を怖がらず接してくれるヴィジョンの存在はワンダの中で次第に大きくなっていく。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)では、2年もの間人目を忍んで生活するほどの仲となっていた。サノスの登場によってその幸せな日々も終焉を迎えたかに見えたのだが……。本作で遂に夢にまでみた結婚生活を手に入れ、幸せな日々を送る2人の姿が、そして次第にその裏に隠された“謎”がむき出しになっていく…。
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(2021年3月19日(金)配信開始予定)
ファルコンことサム・ウィルソンは、かつて米空軍のパラシュート部隊に属していた元兵士。戦場で相棒を亡くして退役し、自分と同じように苦しむ退役軍人の為にカウンセラーとして働くキャラクターだ。同じように過去の友人に強い思いを抱いていたキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースと知り合い、友人となる。スティーブが悪の組織ヒドラに追われていたところ、自ら協力を買って出ると、人工の翼を駆使しての空中での機動力や、軍で磨きをかけた戦闘スキルを発揮、後にアベンジャーズのメンバーとなる。それ以来、スティーブとは強い絆で結ばれ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、キャプテン・アメリカのシールドを託されるまでになった。
ウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズは、スティーブの親友で共に戦った戦友でもある。第二次大戦の戦闘時に死んだとされていたが、ヒドラによって人体実験と洗脳され、暗殺者として蘇る。当時の記憶を失ったバッキーは、スティーブを執拗に追い詰めるも、激しい戦いの末、本来の人格を取り戻し、スティーブたちと共に戦うようになる。金属製のメタルアームによる腕力や戦闘能力は超人的で、アベンジャーズの心強い味方だ。
スティーブによって繋がっていたといってもいいサムとバッキー。アベンジャーズを牽引してきたスティーブが一線を退いた今、彼がが成し遂げた功績を前に、彼の称号を自身が担うには重すぎるものだと考え始める……。タッグを組んだファルコンとウィンター・ソルジャーの前に現れたのは、かつて『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でアベンジャーズを分裂に陥らせたジモ。2人は世界を揺るがす戦いに巻き込まれていく……。サムとバッキーのいまいち噛み合わない作戦や、ユーモアたっぷりのやりとりなど、マーベルの新たなバディの活躍に期待が高まる。絶対的なヒーローだったキャプテン・アメリカを失った今、世界中の人々の希望の星となるのは一体誰なのだろうか……?
『ロキ』(2021年5月配信開始予定)
アベンジャーズが誇るヒーローの1人、ソーの義弟ロキ。自分の出自を知ってから、アスガルドの王座を狙うようになり、ソーを貶めようとするなど、野心家で人をあざむくことが得意で、自らの姿を変化させたり、人の心を操ったりすることができる。かつては、地球征服を目論んでいたが、アベンジャーズたちに阻まれ、断念した過去を持つ。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、アイアンマンたちが訪れた過去の世界で、別次元への通路を作り出すことができる“四次元キューブ”を手に消え去ったロキ。見知らぬ地で目を覚ましたロキは、“時間の流れが違う”という謎の組織TVAの男に拘束され、新たな戦いに巻き込まれることに……。宇宙一の裏切り王子は、どんな物語を見せてくれるのか。多くの注目が集まりそうだ。
先日ついに配信が開始された『ワンダヴィジョン』。ワンダとヴィジョン2人の微笑ましい空気感と、次第に明るみになる“謎”、そして最新映像にあった「だったら戦おう」というヴィジョンのセリフから連想される“新たな戦い”等、見どころたっぷりの物語となっている。なぜ死んだはずのヴィジョンがなぜ生きているのか?二人の恋の結末は――? 最強の二人が織りなすマーベル・スタジオの新たなストーリーMCUフェーズ4の始まりを告げる本作に乞うご期待!
『ワンダヴィジョン』
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のヴィジョンの死……しかし、『エンドゲーム』後の世界で、とある郊外の街に引っ越してきたのは、長い恋愛の末、晴れて結婚したスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフとヴィジョン。60年代のアメリカを想起させるポップでお洒落な洋服に身を包んだ2人は、夢にまでみた結婚生活を手に入れ、幸せな日々を送っていた。すべてが見かけ通りとは限らない――2人は徐々に自分たちの目に見えている全てが”真実ではない“のではと疑い始める。
制作年: | 2021 |
---|---|
監督: | |
音楽: | |
出演: |