『アイアンマン』シリーズ(2008年~)のロバート・ダウニー・Jrが、『シャーロック・ホームズ』のユニバース化を検討していることを明かした。
ダウニー・Jrと彼の妻でシリーズの映画プロデューサーのスーザン・ダウニーは、彼らの制作会社チーム・ダウニーが『シャーロック・ホームズ』シリーズ(2009年〜)の今後の計画を明かした。
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— Robert Downey Jr (@RobertDowneyJr) August 19, 2018
「現在のところ、ミステリーのユニバースというものは存在しないと思う。シャーロック・ホームズの原作者である作家コナン・ドイルは最も決定的な存在だ。私は3作目を作るにあたって、多様性、他の時代の要素といった宝石からスピンオフを作ることは不可欠だと考えたんだ。」とダウニー・Jrは明かした。
「私たちは、ユニバースを構築するチャンスがあると考えています。3作目でスピンオフキャラクターを登場させるのか、今後、テレビドラマだったらどうなるのか、HBO Max(米動画配信サービス)でだったらどうなるのかといったことを考えています。」とスーザンは話した。
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「私たちはどこかで行われていることをそのまま繰り返したいわけではありません。しかし“ユニバース化”というモデル自体については、以前よりもはるかに実現しやすいと思います。」とダウニー・Jrは、自身がアイアンマンを演じたマーベル・シネマティック・ユニバースについて言及した。
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「私は、10年間、マーベルと一緒に彼らが築き上げていくものを見て、それを見てきたことはかけがえのない経験だったと思う。それは“マスタークラス”のようなものだった。彼らは、自分たちが何をしているかについて、しっかりと理解していたわ。」とスーザンは明かした。
現在Netflixで絶賛配信中のミリー・ボビー・ブラウン主演映画『エノーラ・ホームズの事件簿』に登場するシャーロック・ホームズは、ヘンリー・カヴィルが演じている。ダウニー・Jr版シャーロックとは違い、感情をオープンにしていたりと、長年愛されてきたキャラクターに新たな描写が加えられている。
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ダウニー・Jrが思い描く『シャーロック・ホームズ』のユニバースを実現することはできるのだろうか?
『シャーロック・ホームズ』シリーズ第3弾は、2021年12月に全米公開が予定されている。