米ユニバーサル・ピクチャーズは、2020年11月公開予定の『007』シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』と、2021年4月公開予定の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の公開延期を発表した。
MGM, Universal and Bond producers, Michael G. Wilson and Barbara Broccoli, today announced the release of NO TIME TO DIE, the 25th film in the James Bond series, will be delayed until 2 April 2021 in order to be seen by a worldwide theatrical audience. pic.twitter.com/NqHlU24Ho3
— James Bond (@007) October 2, 2020
「プロデューサーのマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは今日、ジェームズ・ボンドシリーズ第25作目となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開を、全世界の劇場で観客の皆様に観ていただくべく、2021年4月2日まで公開を延期することを決定しました。」と公式Twitterで声明を発表。今回の発表を受けて、日本での公開は2021年に延期されることが明らかになった。
公開延期によりファンの皆様の期待に添うことが出来ず、心苦しい限りですが、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を来年お届けできる日を心待ちにしています。
— 映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式 (@007movie_JP) October 5, 2020
なお、日本の公開は2021年を予定しております。
詳細は下記ページをご確認ください。https://t.co/2oLyeyhNds
映画業界は現在、相次ぐ公開延期で苦戦を強いられており、公開間近だった大ヒットシリーズ「007」最新作の再延期の影響も大きいと見られる。英国や米国をはじめ11か国に展開する大手映画館チェーンのシネワールドは、このたびの公開再延期の発表を受け、英国と米国での一時的な休業を検討していることを明かしている。
また、『ワイルド・スピード』シリーズ最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の米国公開も、2021年4月から2021年5月28日へと再延期されることが明らかになった。本作では、シリーズ3作目の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006年)から6作目の『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013年)までの監督であるジャスティン・リンが復帰する。新たに主人公ドミニク(ヴィン・ディーゼル)の弟ジェイコブ役にジョン・シナが出演するほか、シャーリーズ・セロンがサイファーを再び演じ、『ワイルド・スピード EURO MISSION』で亡くなったはずのハン(サン・カン)が再登場することが明らかになっている。
2021年は大作映画の公開ラッシュとなりそうだ!両作品の詳しい公開日については、続報を待ちたい。